ワールドカップジャンプ女子で高梨沙羅が連覇を狙う2017蔵王大会が1月20日～21日に開催されます。
W杯の第9戦、第10戦となる蔵王大会では高梨沙羅には昨年更新したクラレ蔵王シャンツェのヒルレコードをさらに更新する大ジャンプを期待したいですね。
ここでは、蔵王大会の日程、見どころ、速報、結果について紹介していきます。
ワールドカップジャンプ女子2017蔵王の日程は？
2016-2017シーズン ワールドカップジャンプ女子のスケジュールは以下の通りで、蔵王大会は1月20日（金）～1月21日（土）の2連戦となります。
2016.12.02 個人第1戦 リレハンメル (ノルウェー) HS100/K90
2016.12.03 個人第2戦 リレハンメル (ノルウェー) HS100/K90
2016.12.10 個人第3戦 ニジニ・タギル (ロシア) HS97/K90
2016.12.11 個人第4戦 ニジニ・タギル (ロシア) HS97/K90
2017.01.07 個人第5戦 オーベルシュトドルフ (ドイツ) HS137/K120
2017.01.08 個人第6戦 オーベルシュトドルフ (ドイツ) HS137/K120
2017.01.14 個人第7戦 札幌／宮の森 (日本) HS100/K90
2017.01.15 個人第8戦 札幌／宮の森 (日本) HS100/K90
2017.01.20 個人第9戦 蔵王／クラレ蔵王シャンツエ (日本) HS106/K95
2017.01.21 個人第10戦 蔵王／クラレ蔵王シャンツエ (日本) HS106/K95
2017.01.28 個人第11戦 ラスノフ (ルーマニア) HS100/K90
2017.01.29 個人第12戦 ラスノフ (ルーマニア) HS100/K90
2016.02.04 個人第13戦 ヒンツェンバッハ (オーストリア) HS94/K85
2016.02.05 個人第14戦 ヒンツェンバッハ (オーストリア) HS94/K85
2017.02.11 個人第15戦 リュブノ (スロベニア) HS95/K85
2017.02.12 個人第16戦 リュブノ (スロベニア) HS95/K85
2017.02.15 個人第17戦 平昌郡 (韓国) HS109/K98
2017.02.16 個人第18戦 平昌郡 (韓国) HS109/K98
2017.02.24 世界選手権個人 ラハティ (フィンランド) HS100/K90
2017.02.26 世界選手権団体 ラハティ (フィンランド) HS100/K90
2016.03.11 個人第19戦 オスロ (ノルウェー) HS134/K120
HS：ヒルサイズ～ジャンプ台の大きさ。これ以上飛んだら危険というライン。
K：K点。一流選手であれば飛べるレベルの標準ライン。
ワールドカップジャンプ女子2017蔵王大会の見どころは？
クラレ蔵王シャンツェ (山形市蔵王ジャンプ台)はヒルサイズ106m、K点95mのノーマルヒルの大会となります。
昨年、2016年の蔵王大会では、高梨沙羅がヒルサイズの106.0mを飛びW杯ヒルレコードを更新しました。
昨年のワールドカップジャンプ女子2016蔵大会の結果は
【山形/蔵王での2016個人第6戦】
第1位 143.4P 高梨沙羅（日本）106.0m
第2位 127.2P ダニエラ・イラシュコ＝シュトルツ（オーストリア）94.5m
第3位 125.3P マヤ・ブティッチ（スロベニア）96.0m
第7位 113.4P 伊藤有希（日本） 88.0m
第13位 108.4P 勢藤優花（日本） 99.5m
第17位 103.4P 岩渕香里（日本） 97.0m
※悪天候のため、2本目はキャンセルとなり1本目のみ
【山形/蔵王での2016個人第7戦】
第1位 241.3P 高梨沙羅（日本） 94.5m/100.0m
第2位 238.7P マヤ・ブティッチ（スロベニア） 94.5m/97.5m
第3位 236.1P エマ・クリネツ（スロベニア） 93.5m/98.0m
第5位 228.2P 勢藤優花（日本） 96.0m/95.0m
第7位 225.4P 伊藤有希（日本） 93.0m/93.5m
第14位 216.3P 岩渕香里（日本） 92.5m/96.5m
で、高梨沙羅選手は2連勝を飾りました。
優勝争いのライバルは、1昨年のＷ杯女王のダニエラ・イラシコ シュトルツ（オーストラリア）、昨年のリュブノで優勝したマヤ・ブティッチ（スロベニア）、一発があり札幌大会第8戦で優勝したマレン・ルンドビー（ノルウェー）、大ジャンプを連発するようになった19歳のキアラ・ヘルツル（オーストリア）、2016年の蔵王大会第7戦で3位にはいった18歳のエマ・クリネツ（スロベニア）です。
そして、ソチオリンピック金メダリスト、サマーグランプリ2016総合ランクで2位に入ったカリーナ・フォークト（ドイツ）、安定したジャンプで上位に付けているジャクリーン・ザイフリーツベルガー（オーストリア）、イリーナ・アブバクモワ（ロシア）も虎視眈々と優勝を狙っています。
その他の日本人選手も負けてはいません。
2016年8月の札幌市長杯、今年のワールドカップ札幌大会第7戦で高梨沙羅選手を抑えて優勝した伊藤有希選手。
高梨沙羅選手と幼馴染みで同い年の勢藤優花選手も、2016年11月の全日本選手権蔵王大会で高梨沙羅選手を抑えて優勝しました。
2016年のW杯蔵王大会でも3本ともK点超え、クラレ蔵王シャンツェとの相性の良さから、表彰台を期待できます。
岩渕香里選手も全日本選手権蔵王大会で3位、2016年のW杯蔵王大会でも3本中2本がK点超えと、とにかく一発が魅力です。
何が起きるか分からないのがスキージャンプの醍醐味、この蔵王2連戦で、高梨沙羅選手は2連勝することができるでしょうか？
W杯第9戦/山形蔵王 1月20日（金）の結果速報
【公式トレーニング】
1月19日（木）16:00 公式トレーニング開始
高梨沙羅（日本）が98.5m/96.5mと1本目、2本目ともに最長不倒♪
マレン・ルンドビー（ノルウェー）96.0m/96.5m
ダニエラ・イラシュコ＝シュトルツ（オーストリア）94.0m/95.5m
伊藤有希（日本）93.0m/93.0m
勢藤優花（日本）93.0m/89.0m
岩渕香里（日本）91.5m/94.0m
【予選】
1月19日（木）17:30 予選開始
高梨沙羅（日本）が103.0m、ただ一人100m越えの大ジャンプ♪
総合ランキング10位以内、予選免除の伊藤有希（日本）は98.0mと2番目の飛距離。
その他外国勢は、カタリナ・アルトハウス（ドイツ）が95.5m、マレン・ルンドビー（ノルウェー）が95.0m、エマ・クリネツ（スロベニア）が94.5m。
総合ランキング10位以内を除く予選の結果は
第1位：108.0P ウルト・スベニア（ドイツ）97.0m
第2位：107.5P キアラ・ヘルツル（オーストリア）98.0m
第3位：104.4P サラ・ヘンドリクソン（アメリカ）96.5m
第4位：104.1P 勢藤優花（日本）94.0m
第11位：93.7P 岩渕香里（日本）89.5m
【トライアル】
1月20日（金）16:00 トライアル開始
30番ゲートからスタート。
32番ゲートに変更。
注目の16歳、ニカ・クリズナー（スロベニア）が88.5m。
岩渕香里（日本）が91.0m。
勢藤優花（日本）が93.0m。
キアラ・ヘルツル（オーストリア）が99.5m。
30番ゲートに変更。
サラ・ヘンドリクソン（アメリカ）が96.5m。
カリーナ・フォークト（ドイツ）が96.0m。
28番ゲートに変更。
29番ゲートに変更。
風の状況が悪いようです。
マレン・ルンドビー（ノルウェー）が87.5m。
伊藤有希（日本）が90.0m。
高梨沙羅（日本）が90.0m。
【競技】
1月20日（金）17:00 競技開始
伊藤有希（日本）が89.5m/94.0m、213.6Pで優勝♪
高梨沙羅（日本）は5位、勢藤優花（日本）は7位。
【最終結果】
第1位 213.6P 伊藤有希（日本） 89.5m/94.0m
第2位 213.3P マヌエラ・マルシーネル（イタリア） 90.5m/93.0m
第3位 210.6P イリーナ・アブバクモワ（ロシア） 88.5m/92.0m
第4位 210.6P カリーナ・フォークト（ドイツ） 90.0m/94.5m
第5位 208.3P 高梨沙羅（日本） 85.0m/95.0m
第6位 207.7P マレン・ルンドビー（ノルウェー） 94.5m/90.0m
第7位 201.0P 勢藤優花（日本） 92.0m/88.0m
第18位 173.2P 岩渕香里（日本） 85.5m/81.5m
W杯第10戦/山形蔵王 1月21日（土）の結果速報
【予選】
1月21日（土）15:45 予選開始
予選免除のトップ10以内では、高梨沙羅（日本）が93.5m、伊藤有希（日本）は92.0m、マレン・ルンドビー（ノルウェー）が96.0m。
【競技】
1月21日（土）17:00 競技開始
１本目は29番ゲートからスタート。
注目の16歳、ニカ・クリズナー（スロベニア）は87.5mで暫定3位、2本目進出決定。
岩渕香里（日本）が96.0mの大ジャンプ、100.7Pで暫定1位。
勢藤優花（日本）は88.0m、92.3Pで暫定4位。
昨日2位に入ったマヌエラ・マルシーネル（イタリア）が97.0mの大ジャンプ、111.6Pで暫定1位。
カリーナ・フォークト（ドイツ）が101.5mの大ジャンプも、110.4Pで暫定2位。
マレン・ルンドビー（ノルウェー）が100.0mの大ジャンプ、114.1Pで暫定1位。
伊藤有希（日本）が100.0mの大ジャンプ、117.0Pで暫定1位。
高梨沙羅（日本）は99.5mの大ジャンプも、112.9Pで3位。
１本目の結果です。
第1位 117.0P 伊藤有希（日本） 100.0m
第2位 114.1P マレン・ルンドビー（ノルウェー） 100.0m
第3位 112.9P 高梨沙羅（日本） 99.5m
第4位 111.6P マヌエラ・マルシーネル（イタリア） 97.0m
第5位 110.4P カリーナ・フォークト（ドイツ） 101.5m
第6位 104.1P エマ・クリネツ（スロベニア） 94.5m
第8位 100.7P 岩渕香里（日本） 96.0m
第13位 92.3P 勢藤優花（日本） 88.0m
さぁ、2本目に期待しましょう♪
2本目も29番ゲートからスタート。
１本目、87.5mのダニエラ・イラシュコ＝シュトルツ（オーストリア）は88.0m、調子が上がりません。
マヤ・ブティッチ（スロベニア）が94.0m、196.3Pで暫定1位。
勢藤優花（日本）は85.0mと失速。
イリーナ・アブバクモワ（ロシア）が93.0m、201.0Pで暫定1位。
カタリナ・アルトハウス（ドイツ）が96.0mの大ジャンプ、213.3Pで暫定1位。
岩渕香里（日本）が92.0m、198.9Pで暫定3位。
エマ・クリネツ（スロベニア）が95.5mも、211.7Pで暫定2位。
カリーナ・フォークト（ドイツ）が90.5m、210.8Pで暫定3位。
マヌエラ・マルシーネル（イタリア）が96.0mの大ジャンプ、219.4Pで暫定1位。
高梨沙羅（日本）が94.5mも、226.2Pで暫定1位。
マレン・ルンドビー（ノルウェー） が92.0m、221.1Pで暫定2位。
伊藤有希（日本）が94.5mも、227.0P、0.8P差で優勝♪
高梨沙羅（日本）は2位。
【最終結果】
第1位 227.0P 伊藤有希（日本） 100.0m/94.5m
第2位 226.2P 高梨沙羅（日本） 99.5m/94.5m
第3位 221.1P マレン・ルンドビー（ノルウェー） 100.0m/92.0m
第4位 219.4P マヌエラ・マルシーネル（イタリア） 97.0m/96.00m
第5位 213.3P カタリナ・アルトハウス（ドイツ） 92.0m/96.0m
第6位 211.7P エマ・クリネツ（スロベニア） 94.5m/95.5m
第9位 198.9P 岩渕香里（日本）96.0m/92.0m
第18位 176.1P 勢藤優花（日本）88.0m/85.0m
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