三春滝桜は日本三大桜の一つに数えられている桜の名所です。
三春滝桜の樹齢は千年以上といわれ、桜が咲き誇る姿は、まるで滝が流れ落ちるかのような迫力と艶やかな美しさに魅了されます。
ここでは、三春滝桜の見頃と開花予想、ライトアップの時期、ライブカメラ、アクセスと駐車場、そして混雑および渋滞の情報ついてお伝えします。
三春滝桜の見頃と開花予想は?
平年の開花時期については、4月中旬から下旬となっていますが、2015年の開花は4月4日と一週間以上早めでした。
【2015年の三春滝桜の開花状況】
開花:4月4日
三分咲き:4月10日
五分咲き:4月11日
満開:4月14日
散り始め:4月19日
葉桜:4月23日
2015年の三春滝桜の見頃は五分咲きとなった4月11日(土)から散り始めの4月19日(日)まででした。
4月11日(土)は週末でしたが、雨模様の天気であったため、訪れる人は少なかったです。
4月12日(日)は快晴、三春滝桜も見頃になったこともあり、朝から大勢の人が訪れ、午前9時には滝桜周辺の道路では渋滞が発生していました。
満開を迎えた翌日、4月15日(水)は平日ということもあって、午前10時になっても周辺道路の渋滞もなく、スムーズに行くことができました。
4月16日(木)には、満開の滝桜には、朝から大勢の人が訪れ、夜のライトアップも大勢の人で賑わいました。
4月18日(土)は快晴、朝から大勢の人が訪れ、午前9時には滝桜周辺の道路では渋滞が発生していました。
4月19日(日)には葉が目立ち始め、花も散り始めとなりました。
4月21日(火) 昨日の雨と風で花は一気に散ってしまいました。
さて、今年ですが、日本気象協会によると、2016年の桜の開花予想(2016年3月16日発表)は予想開花日が4月10日、予想満開日が4月15日です。
開花日については昨年より一週間近く遅い予想ですが、満開日についてはほぼ平年並となっています。
見頃の予想としては4月13日~4月20日です。
満開を迎えると予想される週末の4月16日(土)~4月17日(日)には人出もピークとなることでしょう。
尚、気象状況により開花予想が変動しますので、こちらからチェックすることをおすすめします。
また、三春滝桜の様子をライブカメラでリアルタイムで観ることができますので参考にしてください。
三春滝桜のライトアップの時期は?
2015年は開花が早かったので、ライトアップも4月11日からと前倒しとなりました。
満開を迎えた翌日、4月15日のライトアップされた三春滝桜の動画です。
2016年のライトアップの時期は五分咲きが予想される4月13日(水)から散り始めが予想される4月20日(火)くらいまでと思われます。
三春滝桜へのアクセスと駐車場は?
三春滝桜へのアクセスですが、電車を利用される場合は、最寄り駅がJR磐越東線三春駅となります。(郡山⇔三春は約13分)
JR三春駅から滝桜までは開花に合わせ、臨時バス「滝桜号」が運行されます。
乗車時間は約17分ですが、混雑状況によってはもっとかかることもあります。
R三春駅からタクシーを利用する場合は通常は3,000円程度で、所要時間は15分です。
車を利用する場合は、滝桜付近には無料駐車場があります。
磐越自動車道「郡山東I.C.」または「船引三春I.C.」が最寄のインターチェンジです。
距離につきましては、磐越自動車道船引三春I.C.より7.3キロメートル、郡山東I.C.より 12.6キロメートルです。
どちらのI.C.からでも滝桜への案内看板がありますので、案内看板にしたがってお越しください。
駐車場は850台(大中バス、マイクロバス、普通車、自動二輪車)収容で料金は無料です。
駐車可能時間は平日午前6時から午後6時まで(ライトアップ期間は、午後9時まで)です。
滝桜大駐車場から滝桜までは、約300メートルのゆるやかな登り坂を歩きます。
尚、土日に関しましては、交通規制もあり混雑、渋滞が予想されます。
渋滞が予想される次の期間は、三春町運動公園から滝桜まで「無料シャトルバス」が運行されますので、こちらがおすすめです。
車の案内ルートとは別のルートを運行しますので、渋滞がなくスムーズに滝桜まで行くことができます。
運動公園へ車をとめ、シャトルバスへ乗り換えて滝桜へ行くことができます。
【運行日(予想)】4月9日(土)、10日(日)、17(土)、18日(日)
【運行時間(予想)】午前8時から午後8時まで
【料金】無料
【乗車場所】三春町運動公園(三春町大字貝山字泉沢100)
磐越自動車道船引三春I.C.から三春町運動公園へのルートはこちらです。
総距離:4.6km
所要時間:約10分
三春滝桜は福島県道40号飯野三春石川線沿いにありますので、平日の道路渋滞状況については、こちらのライブカメラを参考にしてください。
※ 国道からの合流前の地点なので、あくまでも参考です。
まとめ
2011年の東日本大震災では、折れた小枝がいくらかあったものの滝桜に大きな損傷はありませんでした。
ただ、観光客への十分な対応が困難であったため、夜間のライトアップ、シャトルバスの運行などの中止を余儀なくされました。
現在は、夜間のライトアップ、シャトルバスも従来通りの実施となっています。
そして、三春滝桜の場内には、三春のおみやげ、グルメ、名酒、グッズなどなんでも売っている桜久保売店があります。
約15の売店と仮設トイレもありますので復興支援も兼ねて是非、利用してくださいね。