ジャンプ女子ワールドカップの2017-2018シーズン、高梨沙羅が最多勝の記録更新を狙う札幌大会が1月13日~14日に開催されます。
練習不足の影響で今シーズンはまだ優勝がない高梨沙羅ですが、大ジャンプ揃えての優勝を期待したいですね。
ここでは、札幌大会の日程、見どころ、速報、結果について紹介していきます。
ジャンプ女子ワールドカップ 2018札幌の日程は?
2017-2018シーズン ジャンプ女子ワールドカップのスケジュールは以下の通りで、札幌大会は1月12日(金)に予選が行われた後、1月13日(土)~1月14日(日)の2連戦となります。
2017.12.01 第1戦 個人 リレハンメル (ノルウェー) HS98/K90
2017.12.02 第2戦 個人 リレハンメル (ノルウェー) HS98/K90
2017.12.03 第3戦 個人 リレハンメル (ノルウェー) HS140/K120 ※Top 30
2017.12.16 第4戦 団体 ヒンターツァルテン(ドイツ) HS108/K90
2017.12.17 第5戦 個人 ヒンターツァルテン(ドイツ) HS108/K90
2018.01.06 第6戦 個人 ラスノフ (ルーマニア) HS97/K90 ※キャンセル
2018.01.07 第7戦 個人 ラスノフ (ルーマニア) HS97/K90 ※キャンセル
2018.01.13 第8戦 個人 札幌/宮の森 (日本) HS100/K90
2018.01.14 第9戦 個人 札幌/宮の森 (日本) HS100/K90
2018.01.19 第10戦 個人 蔵王/クラレ蔵王シャンツエ (日本) HS102/K95
2018.01.20 第11戦 団体 蔵王/クラレ蔵王シャンツエ (日本) HS102/K95
2018.01.21 第12戦 個人 蔵王/クラレ蔵王シャンツエ (日本) HS102/K95
2018.01.27 第13戦 個人 リュブノ (スロベニア) HS94/K85
2018.01.28 第14戦 個人 リュブノ (スロベニア) HS94/K85
2018.02.03 第15戦 個人 ヒンツェンバッハ (オーストリア) HS94/K85
2018.02.04 第16戦 個人 ヒンツェンバッハ (オーストリア) HS94/K85
2018.02.12 オリンピック 平昌郡 (韓国) HS109/K98
2018.03.11 第17戦 個人 オスロ (ノルウェー) HS134/K120 ※Top 30
2018.03.24 第18戦 個人 オーベルストドルフ (ドイツ) HS106/K95
2018.03.25 第19戦 個人 オーベルストドルフ (ドイツ) HS106/K95
HS:ヒルサイズ~ジャンプ台の大きさ。これ以上飛んだら危険というライン。
K:K点。一流選手であれば飛べるレベルの標準ライン。
ジャンプ女子ワールドカップ2018札幌大会の見どころは?
札幌の宮の森ジャンプ競技場はヒルサイズ100m、K点90mのノーマルヒルの大会となります。
⇒宮の森ジャンプ競技場 ワールドカップへのアクセスは?駐車場は?
⇒宮の森ジャンプ競技場 ワールドカップのチケットは?施設は?
W杯ヒルレコード、男子は102.0m、女子はマーレン・ルンビュ選手が2017年に更新した100.0mです。
昨年のワールドカップジャンプ女子2017札幌大会の結果は
【札幌/宮の森での個人第7戦】
第1位 254.3P 伊藤有希(日本)95.0m/96.0m
第2位 242.1P 高梨沙羅(日本)93.0m/92.0m
第3位 236.9P マーレン・ルンビュ(ノルウェー)94.5m/90.5m
第4位 223.4P エマ・クリネツ(スロベニア)90.0m/92.0m
第5位 218.9P カリーナ・フォークト(ドイツ)91.5m/87.0m
第6位 218.7P イリーナ・アブバクモワ(ロシア)90.0m/88.5m
第12位 208.2P 勢藤優花(日本)82.5m/88.0m
第19位 195.9P 岩渕香里(日本)82.0m/82.0m
【札幌/宮の森での個人第8戦】
第1位 248.5P マーレン・ルンビュ(ノルウェー)97.0m/100.0m
第2位 236.3P 伊藤有希(日本)97.0m/96.5m
第3位 231.4P カタリナ・アルトハウス(ドイツ)94.5m/93.5m
第4位 217.4P 高梨沙羅(日本)93.0m/89.0m
第5位 212.0P カリーナ・フォークト(ドイツ)94.0m/89.0m
第6位 207.0P イリーナ・アブバクモワ(ロシア)88.0m/88.0m
第13位 185.3P 岩渕香里(日本)88.0m/81.5m
第19位 174.8P 勢藤優花(日本)87.5m/76.0m
今シーズン、サマーグランプリで6年連続総合優勝を果たした高梨沙羅選手、冬季ワールドカップジャンプでは開幕から個人戦4連続で優勝出来ない状況が続いています。
伊藤有希選手ともども、シーズン直前の合宿先が悪天候で雪不足、思うような練習が出来なかったことから、アプローチの姿勢、踏切のタイミングが掴めていないのが原因のようです。
2人とも、アプローチ姿勢が本来の状態ではないのか、踏切時の速度が他のトップ選手より1km/h前後遅くなっています。
これでは、他選手よりもゲートを1~2段下げて飛んでいるようなもので、飛距離は伸びないはずです。
でも、第5戦のヒンターツァルテン(ドイツ)から3週間以上の期間があり、十分な練習、調整が出来ていると思われますので巻き返しを期待したいですね。
優勝争いのライバルは、現在総合ランキング1位のマーレン・ルンビュ(ノルウェー)とカタリナ・アルトハウス(ドイツ)、そして、ソチオリンピック金メダリストのカリーナ・フォークト(ドイツ)、安定したジャンプで上位に付けているイリーナ・アブバクモワ(ロシア)も虎視眈々と優勝を狙っています。
日本人選手では、昨季のワールドカップで初優勝、総合2位に入った伊藤有希選手。
今年のサマーシーズンでは高梨沙羅選手とほぼ互角、一躍平昌オリンピックの金メダル候補に名乗りをあげました。
そして、高梨沙羅選手と幼馴染みで同い年の勢藤優花選手はトップ10目前、岩渕香里選手も一発が魅力です。
何が起きるか分からないのがスキージャンプの醍醐味、この札幌2連戦で、高梨沙羅選手は2連勝することができるでしょうか?
W杯第8戦/札幌宮の森 1月12日(金)~1月13日(土)の結果速報
【公式トレーニング】
1月12日(金)11:00 公式トレーニング開始
高梨沙羅が1本目98.0mの最長不倒!
【予選】
1月12日(金)12:30 予選開始
高梨沙羅が復活、95.0mの最長不倒で予選1位通過!
第1位 126.3P 高梨沙羅(日本)95.0m
第2位 123.2P カタリナ・アルトハウス(ドイツ)93.0m
第3位 121.6P マーレン・ルンビュ(ノルウェー)94.0m
第4位 114.5P キアラ・ヘルツル(ノルウェー)92.5m
第5位 111.1P 岩渕香里(日本)93.5m
第6位 108.1P 伊藤有希(日本)83.0m
日本選手では以下5名も予選を通過。
第13位 100.8P 勢藤優花(日本)85.5m
第33位 88.4P 岩佐明香(日本)80.0m
第34位 87.7P 鴨田鮎華(日本)81.0m
第35位 84.9P 小林諭果(日本)75.5m
第36位 84.7P 茂野美咲(日本)77.0m
【トライアル】
1月13日(土)10:00 トライアル開始
【1本目】
1月13日(土)11:00 競技開始
マーレン・ルンビュが1位、カタリナ・アルトハウスが2位、伊藤有希が3位、高梨沙羅は4位。
さあ、2本目に逆転なるか?
【2本目】
マーレン・ルンビュが優勝、カタリナ・アルトハウスが2位、高梨沙羅が3位、伊藤有希は4位。
優勝 :252.9P マーレン・ルンビュ(ノルウェー)95.5m/93.5m
第2位:248.6P カタリナ・アルトハウス(ドイツ)93.5m/96.0m
第3位:238.2P 高梨沙羅(日本)93.0m/93.0m
第4位:237.3P 伊藤有希(日本)93.5m/91.5m
第5位:227.7P イリーナ・アブバクモワ(ロシア)94.5m/91.5m
第6位:217.3P ウルサ・ボガタイ(スロベニア)92.0m/88.0m
第7位:214.8P カリーナ・フォークト(ドイツ)88.0m/88.0m
第7位:214.8P キアラ・ヘルツル(ノルウェー)93.5m/83.0m
第11位:205.1P 勢藤優花(日本)87.5m/90.5m
第15位:194.4P 岩佐明香(日本)87.0m/85.5m
第27位:171.9P 小林諭果(日本)81.0m/84.0m
第28位:237.3P 茂野美咲(日本)75.0m/79.5m
※ワールドカップ初出場、高校2年生の鴨田鮎華は1本目が72.0mに終わり、2本目に進めず。
※予選5位通過の岩渕香里はスーツの規定違反で失格。
尚、TV放映の予定は
1月13日(土)NHKBS1 10:55-12:50 ライブ
1月13日(土)NHK総合 17:00-18:43 録画
1月16日(火)NHKBS1 9:00-10:55 録画
です。
W杯第8戦/札幌宮の森 1月13日(土)トピックス
W杯第9戦/札幌宮の森 1月14日(日)の結果速報
【予選】
1月14日(日)9:50 予選開始
10番ゲートからスタート。
岩佐明香が79.0mで予選通過。
岩渕香里が88.0mで予選通過。
勢藤優花が84.5mで予選通過。
高梨沙羅が1位、伊藤有希が2位、岩渕香里が4位で予選通過。
第1位 109.4P 高梨沙羅(日本)88.5m
第2位 105.2P 伊藤有希(日本)88.0m
第3位 104.7P カタリナ・アルトハウス(ドイツ)85.0m
第4位 103.5P 岩渕香里(日本)88.0m
第5位 103.2P イリーナ・アブバクモワ(ロシア)87.0m
第6位 101.2P マーレン・ルンビュ(ノルウェー)85.5m
第9位 98.4P 勢藤優花(日本)84.5m
第22位 85.6P 岩佐明香(日本)79.0m
【1本目】
1月14日(日)11:00 競技開始
10番ゲートからスタート。
11番ゲートに変更。
12番ゲートに変更。
岩佐明香が80.0mで2本目へ進出。
10番ゲートに変更。
11番ゲートに変更。
岩渕香里が86.0mで2本目へ進出。
勢藤優花が77.5mで2本目へ進出。
第1位 122.4P マーレン・ルンビュ(ノルウェー)95.5m
第2位 119.1P カタリナ・アルトハウス(ドイツ)94.0m
第3位 110.1P 高梨沙羅(日本)90.0m
第4位 108.0P キアラ・ヘルツル(オーストリア)88.5m
第5位 106.1P 伊藤有希(日本)87.0m
第6位 105.5P イリーナ・アブバクモワ(ロシア)89.0m
第13位 99.6P 岩渕香里(日本)86.0m
第26位 82.8P 岩佐明香(日本)80.0m
第28位 80.3P 勢藤優花(日本)77.5m
さあ、2本目に逆転なるか?
【2本目】
1月14日(日)12:03 競技開始
11番ゲートからスタート。
マーレン・ルンビュが圧勝、高梨沙羅は2位!
優勝 :251.6P マーレン・ルンビュ(ノルウェー)95.5m/98.5m
第2位:231.4P 高梨沙羅(日本)90.0m/93.0m
第3位:230.2P カタリナ・アルトハウス(ドイツ)94.0m/89.0m
第4位:222.3P イリーナ・アブバクモワ(ロシア)89.0m/92.5m
第5位:218.5P 伊藤有希(日本)87.0m/90.0m
第6位:214.5P キアラ・ヘルツル(オーストリア)88.5m/87.0m
第10位 203.8P 岩渕香里(日本)86.0m/88.5m
第23位 173.5P 勢藤優花(日本)77.5m/82.0m
第29位 162.0P 岩佐明香(日本)80.0m/76.0m
尚、TV放映の予定は
1月14日(日)STV札幌テレビ放送(日テレ系列) 15:00-16:15 録画
です。