平野美宇は卓球ワールドカップ2016優勝の看板を掲げ、世界最高峰の中国スーパーリーグに参戦中です。
世界ランキング9位まで上がった平野美宇が世界最強の丁寧や劉詩雯ら相手にどこまで戦えるか注目です。
ここでは、平野美宇の中国スーパーリーグでの成績と動画を紹介していきます。
卓球の中国スーパーリーグとは?
卓球の中国スーパーリーグは各市や省に拠点を置いたチームで編成される世界最高峰のプロリーグです。
2軍、3軍を抱えるチームも多くあり、選び抜かれたエリート中のエリートである3~5選手のみがスーパーリーグの試合に出場できます。
平野美宇は内モンゴル自治区の服飾会社がスポンサーを務める「オルドス1980(鄂尓多斯1980)」というチームで、馮天薇(シンガポール)も所属します。
中国スーパーリーグは10月の開幕後、ホーム&アウェイの全10チームによるリーグ戦が12月まで行われます。
1試合はシングル×4、ダブルス×1の5ゲームマッチで、先に3勝したチームの勝ちというシステムです。
尚、すべての試合の最終ゲーム(第5ゲーム)は7点先取となります。
【2016中国卓球クラブスーパーリーグの女子メンバー表】
①北京首鋼(北京市):丁寧、盛丹丹、李佳原、張釗、郭雨涵、孫晨、杜凱琹(香港)
②武漢安心百分百(湖北省):劉詩雯、馮亜蘭、劉高陽、張瑞、曽木子(甲B)
③山西大土河・華東理工(山西省):車暁曦、江越、鄭詩暢、王姝、郭奕宸、穆静毓
④山東魯能(山東省):朱雨玲、李暁丹、顧玉ティン、范思琦、劉銘
⑤八一(解放軍):選手:木子、胡麗梅、劉ジン、劉曦、孫銘陽
⑥鄂尓多斯1980(内蒙古自治区):李佳イ(火×4)、張薔、朱朝暉、馮天薇(シンガポール)、平野美宇(日本)
⑦吉林長白山農商銀行(吉林省):王曼昱、袁雪ジャオ、劉斐、陳可、白炎可、肖函栩、徐孝元(韓国)
⑧山東斉魯交通(山東省):武楊、文佳、陳幸同、蘭曦
⑨四川穹窿先鋒(四川省):郭艶、楊蕙菁、楊玉ジン、李シャン、郭琳、周一涵(シンガポール)
⑩深圳大学(広東省):陳夢、王芸迪、何卓佳、孫穎莎、銭天一、張遅、楊采穎(甲B)、黄頴琦(甲B)
平野美宇選手が世界最高峰、中国スーパーリーグ参戦のために日本を出発しました!!#平野美宇 #卓球 #スーパーリーグ pic.twitter.com/ehSGzbKcFJ
— テレビ東京卓球情報【世界卓球】 (@tvtokyo_tt) October 14, 2016
平野美宇の世界ランキングは?
2016年11月3日時点の卓球女子個人の世界ランキングです。
平野美宇は先月の17位から9位まで上がりました。
1位:丁寧(中国)
2位:劉詩雯(中国)
3位:李暁霞(中国)
4位:朱雨玲(中国)
5位:馮天薇(シンガポール)
6位:石川佳純(日本)
7位:鄭怡静(台湾)
8位:ハン・イン(ドイツ)
9位:平野美宇(日本)
10位:陳夢(中国)
平野美宇の2017年シーズンについてはこちら♪
⇒平野美宇 2017年卓球女子の試合予定と動画及び世界ランキング
第1ラウンド 第2試合 平野美宇 vs 木子 10.16
対戦相手の木子は現在、世界ランキングの上位には入っていませんが、これはワールドツァーに参加していないためで、実力的には中国のトップクラスです。
平野美宇は第1ゲームを先取し、幸先のよいスタートを切りましたが、大接戦の第2ゲーム、第3ゲームを落としました。
そして最終ゲームは5-5から連続2ポイントを失い、デビュー戦を勝利で飾れませんでした。
11-9
17-19
9-11
11-9
5-7
平野美宇は第3試合のダブルスにも出場しましたが敗れ、鄂尓多斯1980は1-3で敗戦です。
第2ラウンド 第2試合 平野美宇 vs 車曉曦 10.19
平野美宇は第1ゲームを落としましたが、その後3ゲームを連取し快勝、初勝利を飾りました。
9-11
11-8
11-7
11-8
鄂尓多斯1980も3-0で勝利です。
第3ラウンド 第2試合 平野美宇 vs 陳夢 10.23
第1ゲームこそ接戦でしたが、0-3のストレート敗けでした。
10-12
3-11
3-11
鄂尓多斯1980も0-3で敗戦です。
第4ラウンド 第5試合 平野美宇 vs 文佳 10.25
鄂尓多斯1980が1-3で敗戦、第5試合まで廻ってきませんでした。
第5ラウンド 第2試合 平野美宇 vs 丁寧 10.30
平野美宇は世界女王の丁寧の球に合わず、第1ゲームを落としましたが、第2ゲーム以降は果敢に攻め、特に第3ゲームは大熱戦となりました。
丁寧はエースを取られ続けて終盤、いらつく場面もあり、平野美宇も一時はゲームポイントを握ったのですが力尽きました。
しかし、第3ゲームは攻め勝つ場面も多々あり、今後の対戦が楽しみです。
1-11
7-11
13-15
鄂尓多斯1980も1-3で敗戦でした。
第6ラウンド 平野美宇 vs 朱雨玲 11.2
平野美宇は世界ランキング4位の朱雨玲と対戦、フルセットにもつれ込む大熱戦を演じましたが、惜しくも敗れました。
11-9
2-11
12-10
9-11
5-7
第7ラウンド 第1試合 平野美宇 vs 劉詩雯 11.6
平野美宇は世界ランキング2位、元世界女王の劉詩雯にストレート敗けでした。
劉詩雯のここぞという上手さにやられた感じで、対戦が少ない分慣れるまでもう少し時間が必要ですね。
9-11
5-11
7-11
第7ラウンド 第4試合 平野美宇 vs 馮亞蘭 11.6
平野美宇のストレート勝ち、通算2勝目を挙げました。
11-9
11-9
11-7
第8ラウンド 第1試合 平野美宇 vs 郭艶 11.9
平野美宇のストレート勝ち、通算3勝目を挙げました。
11-8
11-8
11-8
第9ラウンド 第2試合 平野美宇 vs 王曼昱 11.13
平野美宇は世界ジュニア2連覇の17歳、王曼昱にストレート敗け。
8-11
8-11
9-11
11月30日から開催される2016年世界ジュニア選手権大会ではリベンジに期待です。
第10ラウンド 第1試合 平野美宇 vs 胡麗梅 11.19
平野美宇は胡麗梅に敗れ、通算3勝7敗で終えました。
10-12
5-11
11-5
1-11
胡麗梅は武楊とともに中国のトップカットマン。
福原愛との永遠に続くラリーではタイムがかかり促進ルールが適用されました。