第85回全日本フィギュアスケート選手権大会が12月22日~25日に開催されます。
2016-2017シーズンの前半に思うような結果が出なかった浅田真央ですが、シーズン後半2017年の世界選手権への出場権を賭けたラストチャンスになります。
ここでは浅田真央の結果速報、順位と得点についてお知らせします。
2016-2017シーズン前半の浅田真央の結果はどうだった?
今シーズンの浅田真央はSP、FSともに同じ曲、バレエ組曲「恋は魔術師」の「火祭りの踊り」を用いています。
SPはピアノバージョンで黒の衣装、FSはオーケストラバージョンで赤の衣装を纏った浅田真央の演技はとても魅力的です。
ただ、左膝の怪我のためトリプルアクセスを封印しました。
スケートアメリカ 2016.10.22~10.24
【女子SP】
第1位 69.50P アシュリー・ワグナー(アメリカ)
第2位 65.75P 三原舞依(日本)
第3位 64.87P グレイシー・ゴールド(アメリカ)
第4位 64.49P ガブリエル・デールマン(カナダ)
第5位 64.47P 浅田真央(日本)
第6位 60.92P マライア・ベル(アメリカ)
【女子FS】
第1位 196.44P アシュリー・ワグナー(アメリカ)
第2位 191.59P マライア・ベル(アメリカ)
第3位 189.28P 三原舞依(日本)
第4位 186.63P ガブリエル・デールマン(カナダ)
第5位 184.22P グレイシー・ゴールド(アメリカ)
第6位 176.78P 浅田真央(日本)
FSは112.31P(技術点46.35P、演技構成点65.96P)、左膝の怪我の影響でジャンプに精彩を欠き、結果6位に終わりました。
スケートフランス杯 2016.11.11~11.13
【女子SP】
第1位 78.52P エフゲーニャ・メドベージェワ(ロシア)
第2位 72.70P ガブリエル・デールマン(カナダ)
第3位 68.71P マリア・ソツコワ(ロシア)
第4位 66.61P ロリーヌ・ルカヴァリエ(フランス)
第5位 65.02P 樋口新葉(日本)
第6位 64.89P パク・ソヨン(韓国)
第7位 63.87P アリーナ・レオノワ(ロシア)
第8位 61.29P 浅田真央(日本)
【女子FS】
第1位 221.54P エフゲーニャ・メドベージェワ(ロシア)
第2位 200.35P マリア・ソツコワ(ロシア)
第3位 194.48P 樋口新葉(日本)
第4位 192.10P ガブリエル・デールマン(カナダ)
第5位 185.19P パク・ソヨン(韓国)
第6位 184.65P ロリーヌ・ルカヴァリエ(フランス)
第7位 172.65P マエ・ベレニス・メイテ(フランス)
第8位 165.89P グレイシー・ゴールド(アメリカ)
第9位 161.39P 浅田真央(日本)
FSは100.1P、左膝の怪我の影響からかトリプルルッツ、サルコー、フリップという3つの3回転ジャンプがすべて2回転、技術点を大きく失い、自己ワーストとなる9位に沈みました。
全日本フィギュア選手権2016 浅田真央の可能性は?
スケートアメリカ、スケートフランス杯ともにトリプルアクセルを封印、左膝に故障を持ちながらも可能なジャンプを確実に正確に跳ぶ方針で臨みましたが、練習不足は否めず、結果が出ませんでした。
怪我の状態ではなく、痛みがあるので練習を60~70%に抑えていました。
つまり、致命的な怪我をしないために練習量を落としていたわけです。
なので、この全日本フィギュア選手権までの一ヶ月半でどこまで左膝の痛みが回復し、どこまで練習で追い込めるかが課題となります。
ジャンプの精度が上がれば、円熟味が増した魅惑的な演技力で得点アップが見込めるので、上位へのランクインに期待が持てます。
ソチオリンピックで浅田真央はSPで信じられないような失敗、16位となりました。
そして、FSでは伝説となった奇跡の演技、142.71点の自己ベストで全世界を感動の渦に巻き込みました。
そのFSの海外のTV中継を紹介します。
Mao Asada 2014 Olympic FS Russia TV ロシア放送 日本語字幕付き
そして、特筆すべきは中国のTV中継です。
Mao Asada 2014 Olympic FS Chinese TV 中国放送日本語字幕付き
浅田真央の演技中はまったく無言です。(TV中継なのに)
でも、演技を終えた後は絶賛の嵐でした。(後半は字幕が消えて何を言っているかわかりませんが)
浅田真央は海外で本当に愛されていることがわかります。
今年の全日本フィギュアスケート選手権、浅田真央にはこの再現を期待したいですね。
全日本フィギュア選手権2016 浅田真央のライバルは?
現代に戻って、全日本フィギュア選手権2016のライバル達を紹介します。
【宮原知子】
2015年の世界フィギュアで2位、2016年の四大陸選手権で優勝し、今や日本の女王となった宮原知子。
先日のGPファイナルでは会心の演技でガッツポーズ、自己ベストの218.33を叩き出して2位に。
こつこつと努力を積み重ね、着実に技術を身につけてきた宮原知子は演技力も備わってきており、今大会の優勝候補ナンバーワンです。
【本郷理華】
宮原知子と競ってきましたが、少し差が付いた感のある本郷理華ですが、2016年の世界選手権では自己ベストを更新、199.15を叩き出しました。
そのダイナミックなスケーティングには定評がありますが、現状は2位争いも新世代ジュニアの台頭で厳しい状況になりそうです。
【樋口新葉】
ジュニアで実績を残して今シーズン、シニアデビューを果たした15歳。
いきなりフランス杯で自己ベストを更新、194.48を叩き出し3位表彰台に上がりました。
ジュニア時代には史上5人目となる3回転ルッツ+3回転ループにも成功。
この2年間の全日本選手権では3位、2位ときており、今大会では優勝も狙える新世代のホープ。
その物怖じしない強心臓と、大胆な発言、スピード感に乗った加速するスケールの大きなスケーティングが魅力です。
【本田真凜】
2016年3月の世界ジュニア選手権で自己ベストの192.98を叩き出し、樋口新葉らを抑えて優勝、一躍脚光を浴びた15歳。
昨年の全日本選手権では9位(171.62)でしたが、今年はもっと上位進出を狙います。
思わず見とれてしまう魔性のようなスケーティングには天性の才能が伺えます。
姉妹の望結、紗来ともにフィギュアスケートをやっており、特に望結は記録的視聴率を稼いだドラマ「家政婦のミタ」の子役として出演したことで有名です。
先日のジュニアGPファイナルでは優勝候補でしたが、インフルエンザ感染のため棄権しました。
【三原舞依】
スケートアメリカで3位、中国杯で自己ベスト更新して4位に入った17歳の三原舞依。
ジュニア時代に若年性突発性関節炎という難病を発症し、一時は歩くことも困難な状況からの回復。
その努力と精神力には敬意を評します。
自己べストは中国杯での190.92。
全日本フィギュア選手権2016女子SPの日程と結果速報
全日本フィギュア選手権2016は大阪府門真市の東和薬品RACTABドーム(大阪府立門真スポーツセンター)で開催されます。
全日本フィギュア選手権2016女子SPの日程と時間は次の通りです。
12月24日(土) 13:45~
TV放送予定:フジテレビ系列 18:30~23:10
SPの結果は
第1位:76.49 宮原知子
第2位:69.20 本郷理華
第3位:68.74 樋口新葉
第4位:67.52 本田真凜
第5位:65.91 三原舞依
第8位:60.32 浅田真央
宮原知子が自己ベスト更新で1位、そして熾烈な2位争い。
浅田真央はトリプルアクセル失敗で8位、でも、チャレンジできたことが嬉しい。
フリーも頑張って欲しい。
全日本フィギュア選手権2016女子FSの日程と結果速報
全日本フィギュア選手権2016女子FSの日程と時間は次の通りです。
12月25日(日)16:05~
TV放送予定:フジテレビ系列 19:00~21:30
FSの結果は
第1位:214.87 宮原知子
第2位:199.49 樋口新葉
第3位:198.17 三原舞依
第4位:196.11 本田真凜
第5位:194.28 本郷理華
第12位:174.42 浅田真央
浅田真央は頑張りました。
常にトライする姿勢は変わらず、現役続行を表明しました。
コメント
真央ちゃん❤️応援してるよ!
頑張れ!
by ユカち 2016年12月20日 7:46 PM
真央優勝を祈る
by ピヨピヨ 2016年12月25日 7:23 AM