インフルエンザが猛威を奮っていますね。
インフルエンザの患者が1週間で100万人以上と急増しており、ピークはしばらく続きそうです。
やはり、インフルエンザのワクチン接種は、その効果を考えると必須と思います。
ここでは、気になるワクチン接種の危険度や副作用についての情報をお伝えします。
インフルエンザ ワクチンの危険度は?
アメリカではインフルエンザに感染して死亡する人が毎年2万5千人以上もいるそうです。
そのため、インフルエンザのワクチン接種率は60%以上となっています。
日本でもワクチン接種をする人が増加する傾向にあり、毎年5千万人以上となっています。
職場でワクチン接種を義務化している会社もありますよね。
インフルエンザのワクチン接種の効果としては、感染後に発病する可能性を低減とインフルエンザにかかった場合の重症化防止です。
それでも、近辺ではインフルエンザに感染して会社や学校を休む人が増えています。
どんな型のウィルスが流行っているかというと、直近ではAH1pdm09 が多く、次いでB 型、AH3 亜型の順となっています。
感染したウィルスの型がワクチン接種の型と合っていないという可能性もありますが、やはり、ワクチン接種を受けていない人も多いということですね。
お金の問題は別として、受けた場合に本当に危険はないのかというのが気になって躊躇している人もいると思います。
確かに昨年の症例では、インフルエンザのワクチン接種が関連して、重篤な状態になったとう報告も上がっています。
医療機関から「関連有り」として報告されたものが153件、うち61件が重篤な状態に、死亡が3件となっています。
重篤な症状としては、蜂巣炎、一過性の肝腎機能障害や末梢神経障害、発熱、蕁麻疹、発疹、ショック、アナフィラキシー反応などです。
でも、ほとんどは何らかの疾患を抱えた人が、中でも高齢な人がそういう状態になっています。
例えば、蕁麻疹、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎、高血圧、肝機能障害などです。
こういった疾患を抱えている人はワクチン接種を受ける前に医師とよく相談しましょう。
インフルエンザ ワクチンにはどんな副作用があるの?
アメリカではインフルエンザのワクチンを接種するとインフルエンザになることがあるとの噂がありますが、それはまったくのデマです。
ワクチンを接種する予防注射を受けたあとに、腫れたり、身体や筋肉の痛みがでたり、発熱したりすることがあります。
それは、身体がインフルエンザに対する抗体を作り始めている反応で、インフルエンザに感染したわけではありません。
副作用ということでもなく、起こり得る想定内の症状です。
副作用としては、じんましん、赤み、かゆみなどの皮膚の症状、食欲不振や立ちくらみ、めまいなどの症状が起こることはあります。
ほとんどの場合は数週間で症状が消えますが、消えないようであれば医師と相談しましょう。
まとめ
最近ではインフルエンザに感染しても、熱が出ない、微熱程度といった症状にしかならないケースが多くなっています。
なんらかの健康食品、食べ物で免疫力が向上している場合、風邪薬を飲んでいる場合、インフルエンザのワクチン接種を受けている場合などは熱が出ないケースがあります。
でも、体がだるい、頭痛がするといった症状が続くようであれば、インフルエンザに感染した可能性がありますので、すぐに病院で検査を受けるようにしましょう。