白内障とは、目の中にある水晶体が濁る病気のことです。
目の中にある水晶体が濁る白内障になると、物がぼやけて見えたり、物が二重に見えたりするようになります。
そして、白内障になっても、目に痛みを感じたり、充血をしないので、病気に気づかないことがあります。
症状の現れ方には個人差があるようですが、ここでは白内障を疑ってみた方がよい症状、手術とその費用について説明していきます。
白内障を疑う症状って？
白内障の代表的な症状として、物がぼんやりと見えるという症状を挙げることができます。
靄がかかったように見える症状が白内障で、視力低下も現れます。
そして白内障の症状は、40代半ばから見られることが多いようです。
ですから、物がぼんやりと見える症状が続いているという中高年は、白内障を疑って、病院を受診すると良いでしょう。
白内障の症状がなぜ現れるのか、その原因ははっきりとは分かっていないようです。
眼球にある水晶体が濁る症状が白内障で、水晶体がなぜ濁るのかが分かっていません。
紫外線や加齢などが原因として考えられるようですが、原因がはっきりと分かっていないため、白内障の症状にピンポイントに効く薬もないようです。
白内障の症状は、糖尿病などを患っているとなりやすいといわれています。
そして、強い紫外線を目が浴びることでも、白内障の症状が現れると考えられているようです。
白内障は、点眼薬で症状の進行を遅らせることができます。
白内障は手術で視力が改善するの？
白内障は手術によっ改善し、元の視力に戻す効果が期待できます。
ただ、白内障で手術を受けても、完全に元の状態になるというわけではないので、そのあたりの自覚は必要でしょう。
白内障の症状を改善する手術は、眼にある濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の水晶体を取り付けるという内容になります。
そして、白内障の症状を改善できる手術は、病院にもよりますが、15分程度で終了します。
たったの15分程度で終了すると聞くと、白内障の症状を改善できる手術は簡単な手術と思い込む方もいるでしょう。
しかし、どんなに短時間で、白内障の症状を改善できる手術が済むとはいっても、あくまでも手術なので、どんなことが起こるか分かりません。
ですから、白内障の症状を改善できる手術を受けるときは、様々な検査を受けることになります。
血液検査、血圧検査など、全身の状態を調べてから、白内障の症状を改善できる手術は行われます。
白内障の手術を受けた後、すぐに視力が回復するかというと、そうでもないようです。
回復が早い方なら白内障の手術の効果をすぐに実感できるようですが、一般的には半月程度経たないと、効果が実感できないそうです。
また、白内障の手術を受けた後は、定期的に検診を受ける必要があります。
定期健診のための通院回数ですが、白内障の手術を受けるときに糖尿病などの持病がある方は、通院回数が多くなる傾向にあります。
そして、白内障の手術を受けた後は、病院から貰った点眼薬をつける場合もあります。
白内障の手術の費用は？？
白内障の手術は、国民健康保険や社会保険に加入している方の場合、3割負担で受けることができます。
白内障の手術の気になる費用ですが、使える保険にもよりますが、5万円程度と考えてよいかもしれません。
そして、5万円という費用は、白内障の手術を片目にのみ受けた場合です。
両目の白内障の手術を受けるとなると、単純に倍の費用がかかるようです。
ただ、一度に両目の白内障の手術を行う場合はなく、片方の目ずつ行うのが一般的です。
まとめ
白内障の症状を予防したいと考えている方は、生活習慣病予防に取り組んだり、紫外線をカットするためにサングラスなどを活用すると良いと思います。
白内障の症状を予防するために、食生活に気を配る方もいるようです。
ビタミン類が白内障の症状予防に効果が期待できるので、大豆、海藻類、緑色の野菜を食べると良いそうです。
野菜や海藻類はダイエットにも効果があるので、白内障の症状予防のために積極的に日々の食事に取り入れると良いでしょう。
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