インフルエンザは症状が出る24時間前から感染する能力を持っています。
また、検査反応が出るまでに長い時間がかかるため、すぐには特定できません。
この間にインフルエンザが他の人に感染することがあるので、早めに予防摂取を受けることが重要です。
ここでは、今年のインフルエンザのピークと流行の時期、種類と予防接種について解説していきます。
インフルエンザのピークは2月で全国的に流行?
インフルエンザが例年より遅れて全国的な流行期に入りましたね。
流行のピークもやや遅れて2月中になる見込みということです。
インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。
厚生省では「流行の規模が小さくなるとは限らない」とし、手洗いやマスクの着用などによる予防を呼びかけています。
また、インフルエンザワクチンは、感染後に発病する可能性を低減させる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に有効と報告されており、日本でもワクチン接種をする方が増加する傾向にあります。
インフルエンザ 流行の種類は?
直近に検出されたインフルエンザウイルスはA(H3N2)亜型(香港型)と、2009年に新型として流行したH1N1型がほぼ同程度で、次いでB型の順ということです。
2009年にH1N1型が新型として流行した時には、人々が免疫を持っていなかったため秋季を中心に大規模な流行が発生し、他の型や亜型のインフルエンザウイルスによる患者の発生はほとんどありませんでした。
2010年には、インフルエンザ(H1N1)2009ウイルスに加え、A香港型やB型のインフルエンザウイルスも流行しており、季節性インフルエンザとは異なる時期に大きな流行が発生する等の特別な状況は確認されませんでした。
このような状況を踏まえ、厚生労働省は、2011年3月31日の時点において「新型インフルエンザ」と呼ばれていたインフルエンザ(H1N1)2009ウイルスについては、通常の季節性インフルエンザとして取り扱うこととし、対応も通常のインフルエンザ対策に移行しました。
インフルエンザの予防接種は?
インフルエンザの予防接種したことはありますでしょうか。
かかると重篤な症状が出ることでも知られるインフルエンザ。
高い熱が出ることが特徴で、同時に「倦怠感がある」「筋肉痛が酷い」などの症状が出ることで知られています。
当たり前ですが、インフルエンザは「かかる前に予防する」と言うことが基本。
かかってからインフルエンザを治すよりも、まずは「かからないようにする」と言うことが非常に大切になります。
そのインフルエンザを防ぐ為に有効と言われているのが、ワクチンの存在ですね。
特に、抵抗力のない子供とお年よりは「インフルエンザにかかることで、重症化して死に至る」と言うケースがある為、ワクチンの接種は必須と言われています。
子供の場合、インフルエンザの予防接種は2回と大人より多いですが、それでもかかるのを防ぐことが出来るというのは心強いです。
もちろんお金もかかりますが、ワクチンを接種することである程度はインフルエンザにかかることを防ぐことができますので、特に小さい子供がいる家庭では接種を徹底することが多いみたいです。
インフルエンザワクチンは、流行するシーズンになると、あらゆる病院で取り扱いがはじまります。
小児科や内科がある病院なら、比較的どこでもインフルエンザワクチンの接種を受けることができますので、きちんと受けておきましょう。
まとめ
インフルエンザのワクチンを打っても、かかってしまうことがあります。
これは、打ったインフルエンザワクチンとは違った型のウイルスにかかってしまった可能性があります。
この場合だと、従来のインフルエンザの症状が出る可能性もありますが、ワクチンを打っているために症状が軽くすむこともあります。
この様なこともありますので、インフルエンザワクチンを打ったからと言って安心するのではなく、常にかかる可能性を考えておきましょう。