送別会は送るほうも送られるほうも、嬉しいような切ないような複雑な気分にさせられるものですよね。
どのように送別会を開いていくのかを、送り出すほうもいろいろと工夫して印象に残るようにしたいものですが、なかなか難しいですよね。
では、あなたが送別会の幹事を頼まれたとき、案内文や挨拶、乾杯の音頭は具体的にどうしたらいいでしょう?
送別会の案内文の内容は?
送別会の幹事を任されてしまったら、最初にやらなければならないのは、その会場を手配することですよね。
そして送別会のための会場が決定したら、時間やおおまかな人数の予約を取らなくてはなりません。
すると送別会のために必要になってくるのは、案内文になってきますが、ここで悩む方も多いのではないでしょうか。
この送別会のための案内文の内容には、まず、どの方のために、いつ、どこで、何時から始めるのかということをきちんと明記しなければなりません。
そして送別会の会費がいくらになるのかなども案内文の中で伝えなければなりません。
送別会のために案内文を作成するには、やはり目上の方が読むことを想定しながら書かなければなりません。
そこでやはり送別会にぜひ参加したくなるような、挨拶の部分も案内文には欠かせないものになります。
しかし、難しく送別会の案内文を考えるよりも、何を最低限、伝えなければならないのかが案内文の中に入っていれば間違いはありません。
伝えたい情報をきちんと入れておきながら、送別会で送り出す方を盛り上げるような文章にしたいものですよね。
送別会の挨拶と乾杯音頭は誰がやるべき?
送別会で一番大事になってくるのは挨拶ですが、この場合は乾杯の挨拶が主になってきます。
しかし、送別会での挨拶があまりにも長いと主役である送り出す方が霞んでしまいます。
ですから、送別会での挨拶を行うのであれば、結婚式などの挨拶よりもさらに簡単に行うように心掛けなければなりません。
どうしても挨拶というと張り切ってしまう方が少なくありませんが、送別会の挨拶はできるだけ簡単なものを心がけましょう。
送別会ですから、主役である送り出す方を盛りたて、思い出を短く語るような挨拶を行うようにしていくようにするといいかもしれませんね。
そして、送別会には切っても切り離せないのが乾杯音頭ですが、これは職場ならば上司が行うのが必然です。
しかし、職場における送別会でなければ、幹事を務めている方が行うようにしたほうがよいと思います。
もしも自分が送別会の乾杯音頭を頼まれたのなら、やはりこれからの人生を応援するように、元気よく行いたいものですね。
送別会の乾杯音頭の前に簡単なスピーチを行うのなら、時間は30~40秒ほどが望ましいようです。
どのような形の送別会であったとしても、乾杯は必ず行うものですから、乾杯音頭の前のスピーチは短めに行いましょう。
あまり長くならないように、しかし祝福しているということが伝わるような送別会の乾杯音頭を取りたいものですね。
送別会にふさわしい歌とは?
送別会になると歌を歌う機会も出てきて、どのような歌にしたらいいのかなども迷うものです。
しかし送別会で送り出す方の年齢も良く考えて、慎重に選んでおきたいものですよね。
いくら送別会にふさわしい歌が見つかったとしても、あまり知られていないような歌であっては困る場合もあります。
そこで送別会の中で全員そろって歌うことになることも想定しながら、歌を選んでいくようにしたいものです。
ですから送別会で歌うような歌も、本当にオーソドックスな歌で構わないかもしれません。
奇をてらうよりも、誰もが知っている歌を選んだほうが、場の雰囲気が良くなることも多いです。
送別会にふさわしい歌を選ぶのであるならば、やはり歌詞に意味がきちんとある歌がおすすめです。
送別会にふさわしいとはいえないけれども、送り出す方が好きな歌を選ぶという方法もあります。
また送別会で歌いたい歌を送り出す方に選んでいただくという方法もありますから、意外とすんなり決まるかもしれません。
基本の送別会にふさわしい歌というのは、別れの歌になってきますが、希望がある歌がいいようです。
このように歌を丁寧に選んでいって、楽しく、そして印象に残るような送別会にしていきたいですね。