結婚式の費用はジミ婚が主流になってきていると言われている近頃では、縮小傾向にあるようです。
結婚式の費用を最低限で済ませようとする人にとって、式場の選択や出席者の絞込みは必須のものといえるでしょう。
結婚式の費用を安くするために、ハワイやグアムなどで海外挙式を行う人たちもみられます。
ここでは、最近の結婚式の費用の平均、ご祝儀の相場、費用の負担割合、費用の節約方法について解説していきます。
結婚式の費用とご祝儀の平均を知るには?
結婚式の費用の平均、ご祝儀の平均が幾らぐらいなのか、結婚式を考えている人にとってはぜひ知りたい情報でしょう。
ホテルやレストランウェディング、ハウスウェディングとその様態によって結婚式の費用の平均は様々だといわれています。
リッツカールトン、ヒルトンなどというホテルのランクによっても、結婚式の費用の平均に開きが見えるのも実情ではないでしょうか。
また、国内で挙式を上げるか、海外で挙式をあげるかによっても結婚式の費用は大きく違ってくるでしょう。
ジミ婚が主流になってきている現在においては、結婚式の費用の平均も一時期より下がったともいわれています。
それに加え、海外旅行が安価でできるようになった今、海外挙式を行う人も増えていて、結婚式の費用の平均を参考にするというのは難しいことかもしれません。
社会における二極化が叫ばれる中、結婚式業界においても二極化が進んでいるといわれていて、結婚式の費用の平均を鵜呑みにはできない状況にあるからです。
結婚式の費用の平均では、お色直しの回数や、食事のレベルなども影響する要因といえるでしょう。
お色直しの際の衣装にオーダーメイドのドレスを使用したり、一流シェフの料理でおもてなしをする際には、結婚式の費用の平均とはかけはなれた値段になることでしょう。
一般的に結婚式状では予算に応じて、3種類ほどのコースを用意していることが多いといわれており、結婚式の費用の平均はその範囲内で収まる料理の内容になっているようです。
とはいえ、結婚式・披露宴の費用は、二人の事情によっても異なってきます。
実際にどれくらいの費用がかかったのか、「みんなのウェディング白書2015」というサイトで知ることができます。
このサイトで、アンケート調査を行っていますので紹介します。
結婚式・披露宴で実際に支払った金額は、以下の通りとなっています。
第1位 300~350万円未満 15.0%
第2位 350~400万円未満 14.7%
第3位 400~450万円未満 11.2%
第4位 200~250万円未満 11.2%
第5位 250~300万円未満 9.7%
第6位 150~200万円未満 8.7%
第7位 100~150万円未満 7.8%
結果をみる限り、トップは「300~350万円未満」ということですね。
次に、ご祝儀相場の平均、というよりは相場についてですが、身内以外は、3万円となっています。
当然ですが、きれいに2で割れない金額ですね。
身内の場合は兄弟・姉妹、叔父・叔母は7万円、それ以外の親戚は3万7千円となっています。
結婚式の費用の負担割合は?
結婚式の費用の負担は結婚式を挙げる際に避けては通れない問題でしょう。
結婚式の費用の負担は、現在では色々なパターンがあると考えられています。
最近では、結婚式の費用の負担をカップルが折半する方法が一般的だといわれています。
それに加え、両家の親が結婚式の費用の負担をする場合には、費用を4分割できるというメリットがあります。
また、おじいちゃん、おばあちゃんに当たる人が結婚式の費用の負担を行う事もあるようです。
結婚式の費用の負担は、二次会を行うか、ドレスを何着着用するか、引き出物は何にするか、という細かい事に影響されると言われています。
新郎新婦で折半するような場合には、結婚式の費用の負担を二人で背負うことになるので、お互いの理解と意見のすり合わせが必要となるでしょう。
また、親が結婚式の費用の負担をする場合には、結婚式に親の意向が影響することも考えられることを忘れてはいけないでしょう。
結婚式の費用の節約方法は?
結婚式の費用の節約のパターンとしては、色々考えられます。
まずは式場の値段を安くして、結婚式の費用の節約をしようというもの。
これは、リッツカールトンなど有名なホテルで式をあげるのではなく、レストランでの式やハウスウェディングにすることで結婚式の費用の節約を図れるといわれています。
また、お色直しの回数を減らして結婚式の費用の節約をするという方法もあるでしょう。
披露宴での料理のランクを調整することも、結婚式の費用の節約の方法の一つではないでしょうか。
更には、引き出物にかかる料金を安くすることで、結婚式の費用の節約を行うことも考えられるでしょう。
このように、一口に結婚式の費用の節約と言っても様々な方法が考えられます。
その他、アンケート調査から結婚式の費用節約の参考事例を紹介します。
・ウェディングプランナーと何度も話し合いができるように、できるだけ頻繁に足を運び、どこの部分をサービスしてもらえるのか、どれだけ安くしてもらえるのか、とことん話し合いをした。
・挙式、披露宴は洋装のみにし、和装は写真だけ別に撮った。
・ウェディングケーキ+デザートの料金とケーキビュッフェを比較するとビュッフェのほうが安かったのでケーキカットはしなかった。
・ホームパーティ形式での結婚式を行った。
まとめ
自分たちがどのような結婚式を希望しているのかをまず明確にしてから結婚式の費用の節約についても考えていきましょう。
最近では、海外挙式、ハウスウェディングなど、ホテルでの結婚式以外の選択肢もたくさんあり、結婚式の費用も同じように様々です。
どこの金額を削るのか、カップルで話し合いながら、ネットの力も借りて上手に借りて結婚式の費用の節約を行うのが良いのではないでしょうか。