今年のセンター試験の本試験ですが、平成28年1月16日(土)~17日(日)に実施されます。
センター試験の対策は、高校生の多くが苦慮するものでしょう。
国公立大学を中心とした大学進学を目指した場合にはセンター試験の対策が必須となります。
センター試験の対策で重要なのは苦手科目の強化、と考えている方は多いでしょう。
ここでは、センター試験の対策として英語と数学のポイント、そして話題の問題パックについて解説していきます。
センター試験の対策 英語では?
センター試験対策の英語で求められるのは、何よりスピードと、基礎的な知識になります。
時間が短いセンター試験においては、英語の試験の時間配分がとても重要になってくるのです。
英語の試験の時間配分をしっかり捉えることが、試験対策につながります。
英語の試験では、発音・アクセント問題 、文法・語彙問題、文章並べ替え問題、図や表を読み取らせる問題、会話文を題材にした問題、長文読解問題が大事です。
時間配分ですが、発音・アクセント問題、文法・語彙問題には20分、文章並べ替え問題では15分かけます。
そして図や表を読み取らせる問題には15分、会話文を題材にした問題を10分、長文読解問題を20分で解くのが、英語のセンター試験対策のコツになります。
これらの問題を80分で解くように訓練することです。
1番厄介なのが文章並べ替え問題なので、模試をしっかり受けて英語の験対策をしていきましょう。
文章並べ替え問題にはゆっくり時間をかけて解くというのが、英語の試験対策ではポイントになります。
大体、15分くらいかけ、わからなければもっと時間をかけてもよく、絶対に焦らないことです。
発音・アクセント問題、文法・語彙問題は、単に知識を問われているだけなので、答えがわからい時でも、どんどん進むことです。
図や表を読み取らせる問題、会話文を題材にした問題は比較的簡単な問題が多いので、これらも素早く終わらせることです。
余った時間を文章並べ替え問題、最後の長文読解問題に回せるように尽力するのが、英語のセンター試験対策としては重要です。
まず、高得点を取るために、文章並べ替え問題をうまく乗り越えることです。
長文読解問題は時間をかければ高得点が狙える問題なので、そのことをしっかり頭に入れておきましょう。
センター試験の対策 数学では?
センター試験対策で数学を勉強していくと、ほぼパターン化していることに気付きます。
何回も過去問や模擬試験を解くことが、数学のセンター試験対策になり、そうするとどんな問題が出るのかがわかってきます。
高校生なら、センター試験形式の模擬試験を解いていけば、それがセンター試験対策につながるでしょう。
ただ、数学は苦手でまったく点が伸びないという人もいます。
数学は、2科目200点のうちいくらぐらい取れるかで、いくつかのパターンに分けることが大切になってきます。
0~100点くらいの人は、数学のセンター試験対策として、問題数が圧倒的に足りないことになります。
その場合の数学の試験対策としては、教科書の問題やチャートの簡単な問題をたくさん解くことです。
そして、数学の試験対策として一番大切で、てっとりばやいのが授業で、授業中に問題をきちんと解いていれば、すぐに点数が上がる可能性があります。
一度得点が取れるようになれば一気に点が伸びるので、数学のセンター試験対策は、苦手だとあきらめずにやることです。
100~150点くらいの人は、ここから点数を伸ばすには、まずスピードアップを意識することです。
スピードが付いてくると平常心を保ちやすくなるので、ケアレスミスが減り、数学のセンター試験対策としては有効になります。
センター試験は一発勝負なので、数学では、安定感を養うことが大切です。
150点以上の人は、ミスが大きな問題になりかねないので、自分でセンター試験対策の問題集を買って、自分のクセを改善することです。
パニックに陥りやすい人は、気分転換の方法などを見つけるように努力することです。
センター試験の対策 問題集でおすすめなのは?
センター試験対策にはとても役に立つものがあり、それが今人気になっているのが問題パックです。
6教科17科目の予想問題が問題集としてパックになっているのが、センター試験対策の問題パックです。
英語リスニング問題を含め、すべてオリジナル問題が問題パックには含まれています。
本番同様の問題冊子とマークシートで構成されているので、問題パックは、とても役に立ちます。
解説も徹底してわかりやすさを追求していて、問題パックに、自己採点表まで付いています。
そして最近では、駿台、河合など、本屋では色々な出版社のセンター試験対策の問題パックが販売されています。
これらは、難易度がそれぞれ気になりますが、基本的にはどこの問題パックでも、ほとんど一緒です。
出版社のよって多少毛並みは違いますが、問題パックでは、各予備校の作成者の意図やクセが出る程度です。
しかし、厳密に言えば、問題パックは、難易度の差は多少あるようです。
では、駿台、河合塾、進研、Z会などが出しているセンター試験対策の問題パックの中で、難易度が一番高いのはどれなのでしょう。
ちなみに駿台の問題パックをするとよくわかりますが、これは模試よりはやさしくなっています。
難しい問題パックの順序を並べると、Z会、駿台、河合、進研という順番になります。
その中で、河合のセンター試験対策の問題パックが、一番センターレベルに合っていると言われています。
ただし科目によってどの教材が良いかが別れてくるので、センター試験対策の問題パックを選ぶときは、慎重を期すことです。
まとめ
センター試験対策の問題パックと実戦問題集が、どちらか良いかは、迷うところです。
でも、そうした判断は、結局は個人の考え方次第で、センター試験対策の問題パックと実践問題集の選択は、その人次第です。
河合の問題パックは、河合塾の講師が、センター試験の問題傾向を研究して作っているので、おすすめです。
ただ、出版社や予備校講師の独自の考え方が入っているので、河合の問題パックをしていると、時々意味がわからない問題に遭遇することがあります。
河合の問題パックは、難易度は比較的高く、英やや難、国やや易、世難、リス易と言った感じです。