グルコサミンは私たちの体内でもつくられ、あらゆる場所で柔軟性や弾力性を保つために役立っています。
しかし、その量は年齢ととも減少していき、辛い関節痛などのトラブルを引き起こします。
このグルコサミンはカニやエビなどの殻にも含まれていますが、食べ物から吸収することが難しく、また実際に食べ物にはごくわずかしか含まれていないそうです。
では、グルコサミンの量を維持するためにはどうしたらよいのでしょうか?
グルコサミンの効果は関節トラブルの修復以外にも?
グルコサミンという成分が、非常に生きているものの体の中で重要な役割を果たしてくれています。
現代社会はどんどん高齢者が増えていきますから、少しでも高齢者が楽しく暮らせるためにもグルコサミンが必要なのです。
グルコサミンは関節を滑らかに動かしてくれる働きがある成分なので、不足してくると、関節に炎症を起こしやすくなります。
ですから、グルコサミンが激減していく年齢である老年期に入ると、関節痛を訴えるようになる方が増えてくるのでしょう。
グルコサミンの効果としては関節トラブルの修復だけではなく、皮膚の損傷もリペアする働きがあり、女性にとっても気になる成分ですね。
このグルコサミンは食べ物から摂取することが意外と難しく、実際に食べ物にはごくわずかしか含まれていません。
グルコサミンを含んでいるものはカニやエビの一番硬い殻にあるキチンですから、なお大変ですよね。
かといってグルコサミンがたくさん含まれているからと言って、カニやエビの殻を無理して食べてもお腹を壊すかもしれません。
食べ物から摂取することが難しいのに、体の若々しさをキープして、健やかな生活を送るために必要なのがグルコサミンなんですけどね。
そのため、グルコサミンの量を維持するには、サプリメントなどで日々補うことが大切なのです。
グルコサミンに副作用はあるの?
グルコサミンを摂取するに当たって気をつけなければならない人は、カニやエビの甲殻類にアレルギーがある人になるかもしれませんね。
多くのサプリメントなどに形を変えているグルコサミンはカニやエビの殻にあるキチンから抽出されているからなのです。
そのためにグルコサミンを関節のトラブル対策に飲んだだけなのに、副作用としてアレルギーが出る場合も少数ですがあるようです。
加えてこの他のグルコサミンの副作用としては、>胃がムカムカしたり、胸やけを起こしたり、胃が痛くなるなどの消化器系の症状が見られます。
しかしながら食事をとりながらグルコサミンを摂取するようにすれば、かなりの割合で副作用は免れるそうなので、注意して摂取したいですね。
ただし関節痛に使用する薬物と比較したのであれば、グルコサミンの副作用にはほぼ毒性はないと考えてもいいそうです。
ところが糖尿病を患っていらっしゃる方が摂取すると、血糖値が上昇するという副作用が出る場合もあるとのことです。
グルコサミンは糖尿病患者にとって危険な存在?
グルコサミンが骨と骨をつないでいる関節の軟骨に働きかけて、関節のトラブルを緩和してくれるという働きは有名ですよね。
ところが糖尿病を患っていらっしゃる方には、このグルコサミンが危険だという説もあることをご存知でしょうか。
実はグルコサミンはインスリンが有効に働かなくさせてしまうという効果があるそうなので、そう言われているのかもしれません。
ところが実際のデータではグルコサミンが糖尿病の方にとっては大問題の血糖値を上げるということはないとのことです。
ですから、実際のところではグルコサミンが糖尿病の方にとって危険だとは言い切れないので、それほど問題ではないようです。
しかしながら同じ糖尿病の方でもインスリンが非常に数値的に低く、血糖値が常に高い方の場合であるとグルコサミンが危険になってしまう恐れがあります。
まとめ
効果を実感できるまで時間がかかるグルコサミンのサプリメントですが、いろいろな研究が進み、新しい成分も配合され進化を続けているようです。
いろいろな成分の中でも、今もっとも注目されているのが、通常のグルコサミンより吸収率が高いと言われているN-アセチルグルコサミンと軟骨成分の75%を占めている非変性Ⅱ型コラーゲンです。
寒さが厳しくなると、一層辛くなるのが関節痛。
ここ数年は例年にない大雪で雪かきも大変、特に腰に響きます。
関節痛が辛くなったらグルコサミンのサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。