先日、子供が通っている学校が学級閉鎖となりました。原因はノロウィルス集団感染です。
いきなりそんなことをいわれても、我が子もノロウィルスに感染したのかどうかわかりませんよね。
はたして、ノロウィルスに感染した子供の症状とは、どんな症状なのでしょう?
ノロウィルスに感染した子供の症状とは?
ノロウィルスというのは、非常にやっかいな感染性の病気ですが、症状としては、嘔吐や腹痛、下痢が続きます。
基本的にそうした症状が続くので、ノロウィルスにかかると、中々、落ち着くまでは病院に行けないという事態が生じます。
そのため、病院で見てもらえる状況になるまで、家で安静にさせてやる必要があります。
子供は体力がないので、非常に心配ですが、しっかり看病してあげなければなりません。
ノロウィルスに子供が感染しても焦らず、まず落ち着いて様子を見守りながら、症状が安定してきた時点で、病院で見てもらうことです。
ノロウィルスに感染した子供の治療方法は?
残念ながら現段階では、ノロウィルスに効く効果的な薬はないので、子供が感染した時は、じっくりと静養させることが大事です。
特に子供の場合、脱水症状には十分気をつけなければなりません。
ただ、嘔吐が激しい時は、子供に水分を無理に取らせてはいけません。
そうすると余計に嘔吐する原因になるので、少しずつ何回かに分けて水分を与えてやることが大事です。
下痢止めの薬は、回復を遅らせることになるので、使用は避けるべきです。
子供を静養させている時は、ノロウィルスは非常に感染力が強いので、看病する側はしっかりマスクや手袋をする必要があります。
ノロウィルスに感染した子供の食事は?
嘔吐、下痢、発熱をともなうのがノロウィルスの症状なので、食事については特にしっかり知識を蓄える必要があります。
ノロウィルスにかかると、食事が喉を通らなくなりますが、その際は思い切って絶食するのが良いとされています。
急激に発症するのがノロウィルスですが、治癒も早いので、少しくらい食事を抜いても、栄養不足になる心配はありません。
もちろん、その際、水分は十分に補給することが大事です。
下痢、嘔吐をすると、塩分やカリウムが失われるので、水分補給する時は、スポーツドリンクが良いでしょう。
但し、水分補給の際は、冷たい飲み物は避けなければなりません。
あまりにも下痢の症状がきつい場合は、牛乳やヨーグルトは、症状が落ち着くまで、しばらく避けることです。
ノロウィルスにかかったら、最初は食事を抜き、その後、回復してきたら、薄いおかゆなどでゆっくりと食事を戻していくといいでしょう。
まとめ
学校でノロウィルスに集団感染するなんて、予防には最善をつくしてほしいですよね。
給食などの飲食物を扱う人は特に、十分にしっかりと手洗いをしてほしいです。
逆性石けんや消毒用エタノールは、ノロウィルスに対する抵抗性が強いので、有効な予防になるそうです。
また、ノロウィルスは、85℃以上1分以上の加熱で感染性を失うといわれているので、食品は中心部までしっかり加熱してくださいね。