札幌雪まつりがもうすぐ開催されますが、来場される方々には是非、魅惑的な雪の祭典を堪能して欲しいものです。
でも、せっかく北海道まで来られるのですから、雪まつり以外の観光スポットも廻ってみませんか?
ここでは、大倉山、白い恋人パーク、氷濤まつり、旭川動物園など日帰りで廻れる観光スポットとアクセス、所要時間について紹介していきます。
札幌雪まつり周辺のおすすめ観光スポットは?
札幌雪まつり周辺のおすすめ観光スポットをコース別に紹介していきます。
1.藻岩山&大倉山ジャンプ競技場の夜景を見に行く(夜コース)
昼間に雪まつりを観て廻った後、札幌市内にある藻岩山と大倉山ジャンプ競技場の夜景を観にいくコースです。
特に、大倉山ジャンプ競技場は毎年、スキージャンプワールドカップ札幌大会の会場になっており、とても人気があります。
ライトアップした大倉山ジャンプ場を見ながらラム肉のジンギスカンを食べるのはなんと贅沢な夕食なんでしょう。
また、日本新三大夜景都市のひとつである札幌市の夜景を山頂から観ることができる藻岩山は夏でも定番の観光コースです。
新輸送システムもーりすカー(ミニケーブルカー)ができて、藻岩山頂展望台も新しくなり、雪に包まれた札幌の夜景を360℃の大パノラマで観るのは大感動ものです。
2.白い恋人パークチョコレートファクトリーでバレンタインチョコを手作りする(午前コース)
札幌雪まつりの開催が終わると同時に、日本全国のお祭りであるバレンタインデーがやってきます。
北海道を代表する銘菓「白い恋人」の工場、白い恋人パークチョコレートファクトリーでバレンタインチョコを手作りしませんか?
ここでは、お菓子作り体験工房なるものがあり、お菓子作りが体験できます。
特に、メッセージ入りのクッキー、バレンタインメッセージクッキーが作れるんですね。
かわいいチョコレートのデコレーションで手作りしたオリジナルクッキーをバレンタインデーにプレゼントすれば、彼氏が大喜びすること間違いなし!ですよ。
また、夕方に観ることができる電球・LED合わせて約11万個を使った白い恋人パーク イルミネーションも幻想的な気分を満喫できるので、見逃せませんよ。
3.千歳・支笏湖 氷濤まつりでライトアップと花火を観覧(午後コース)
千歳市近郊にある支笏湖の氷濤まつりでは 氷濤(ひょうとう)と呼ばれる、支笏湖の水を吹きかけて凍らせた氷像が会場の支笏湖温泉に立ち並びます。
この真っ白な氷濤はライトアップされ、色とりどりに浮かび上がる幻想的な風景が堪能できます。
そして、期間中の土曜・日曜・祝日は約300発の花火が打ち上げられ、もう絶景ですね。
氷の滑り台、長靴で滑るリンク、馬に乗って会場を回る引き馬体験は、子どもにも大人気です。
会場周辺の温泉は日帰り入浴もできるので、冷えた身体を温めたあとは温泉街で食事やお土産選びを楽しめますよ。
4.小樽雪あかりの路で幻想的なスノーキャンドルのきらめきを観覧(1日コース)
夕暮れ時からあかりが灯され始め、夜9時までスノーキャンドルのあかりで埋め尽くされる小樽、今や冬の北海道を代表する風物詩となりました。
小樽の街の人々の手作りスノーキャンドルが雪の中にほのかにゆらめき、「小樽運河」や「旧手宮線」など、街のあちらこちらに幻想的なムードが漂います。
小樽雪あかりの路ではいろいろなイベントも開催されており、北一硝子、小樽オルゴール堂も合わせて見学すれば、ほぼ一日コースとなります。
5.雪あかりの動物園、冬の旭山動物園でペンギンの散歩を観覧(1日コース)
もはや日本でも代表的な観光地となった旭山動物園では、旭川冬まつりの期間に合わせて「雪あかりの動物園」が開催されます。
雪あかりの中で活発に動き回るアムールトラや、ペンギンの散歩など、冬の夜ならではの動物たちの貴重な生態を観ることができます。
また、園内を彩るアイスキャンドルや動物雪像・氷像なども観ものですし、いろいろなイベントも開催されます。
特に、ペンギンの散歩は冬期の運動不足解消を目的として始められたそうですが、ペンギン本来の習性や生態を観ることができます。
積雪期にしか見ることできないペンギン達の生き生きと動き回る様子がとても愛らしいですよ。
札幌雪まつり周辺の観光スポットへのアクセス 所要時間は?
1.藻岩山&大倉山ジャンプ競技場へのアクセスと所要時間
【藻岩山】
藻岩山は、もいわ山ロープウェイを利用します。
もいわ山ロープウェイまでは、市電が便利です。
市電は「西4丁目」または「すすきの」から乗車した場合、「ロープウェイ入口」まで約20分です。
市電の「ロープウェイ入口」から無料シャトルバスに乗車、藻岩山ロープウェイ「もいわ山麓駅」まで約5分です。
(無料シャトルバスの運行は15分間隔です)
藻岩山ロープウェイ「もいわ山麓駅」乗車後、「もいわ中腹駅」で降りたら、もーりすカーに乗り換えれば約1分40秒で山頂まで連れて行ってくれます。
【大倉山ジャンプ競技場】
大倉山ジャンプ競技場へのアクセスはこちらを参考にしてください。
雪まつり大通り会場からは市営地下鉄東西線「大通」駅に乗車します。
藻岩山&大倉山ジャンプ競技場を観光するには定期観光バスが便利です。
札幌駅前バスターミナルから出発し、所要時間は4時間(17:45発~21:45着)です。
⇒もいわ山&大倉山冬の夜景コース(冬の札幌夜景ディナーコース)
2.白い恋人パークへのアクセスと所要時間
白い恋人パークへのアクセスはこちらです。
雪まつり大通り会場から地下鉄を利用する場合の所要時間は約30分です。
(地下鉄東西線宮の沢駅下車まで約20分、徒歩7分)
尚、お菓子作り体験工房を利用する場合は、事前に申し込みが必要ですが、所要時間は約1時間20分です。
3.千歳・支笏湖 氷濤まつりへのアクセスと所要時間
千歳・支笏湖 氷濤まつりを観光するには定期観光バスが便利です。
札幌駅前バスターミナルから出発し、所要時間は花火大会時約6時間(15:10発~21:05着))です。
帰りに新千歳空港で降車できるコースもあります。(降車は夕方です)
4.小樽雪あかりの路へのアクセスと所要時間
北一硝子、小樽オルゴール堂、天狗山ロープウェイなどをバスで観て廻れる定期観光バスが便利です。
札幌駅前バスターミナルから出発し、所要時間は約7時間20分(14:10発~21:30着))です。
小樽駅前バスターミナルから定期観光バスに乗ることもできます。
5.旭山動物園へのアクセスと所要時間
【JR利用の場合】
JR札幌駅から旭川駅まで特急列車が30分間隔で運行されています。
(所要時間は約1時間20分)
旭川駅からは路線バスを利用します。
旭川駅東口前の6番のりばから、旭川電気軌道のバス(旭山動物園線41、42、47番)が30分間隔で運行されています。
(所要時間は約40分)
【高速バス利用の場合】
札幌駅前ターミナルから旭川ターミナルまで20分~30分間隔で運行されています。
(所要時間は約2時間)
旭川駅東口前の6番のりばから、旭川電気軌道のバス(旭山動物園線41、42、47番)が30分間隔で運行されています。
(所要時間は約40分)
※JR,高速バスともに旭川駅までの往復乗車券,旭川駅から旭山動物園までのバス乗車券,及び旭山動物園の入園券がセットになった乗車券が販売されています。
【定期観光バス利用の場合】
札幌駅前バスターミナルから出発し、所要時間は約9時間50分(8:50発~18:40着))です。
まとめ
真冬の北海道、いろいろ楽しいイベントがあり、出来るだけ多く廻りたいという方が多いと思います。
しかし、寒さも厳しく道路は凍結、積雪で車線も狭くなりツルツル、吹雪や暴風雪に合うこともあります。
どこへ行くにしても夏季より時間がかかり、場合によっては乗り物の遅延、運行中止やイベント中止も有り得ます。
ですので、時間にはかなりの余裕を持って、また、いざというときの代替え案(札幌市内の施設など)を考えておいた方がよいかと思います。
とはいえ、天候に恵まれることを祈りつつ、楽しい北海道の思い出をたくさん持ち帰ってもらいたいものです。