結婚式の招待状をもらったら、まずどうすれば良いのでしょうか。
相手が親しい友人であっても、結婚式の招待状は「常識に沿った扱い」をしなければなりません。
結婚式の招待状の扱いは、下手をするとその後の人間関係にも影響を及ぼしかねません。
大切な友人に敬意を表するためにも、また相手の気持ちや立場を大切にするという意味でも、結婚式の招待状はマナーを守った返信を心がけましょう。
では、「結婚式の招待状の返信のマナー」とはどんなものなのでしょうか?
結婚式の招待状 返信のマナーとは?
結婚式の招待状を貰ったとき、まず一番に守りたいマナーは「できるだけ早く返信をする」という事です。
引き出物や座席、料理の和などは結婚式の招待状の返信を貰って初めて決めることができるものですので、早めに返信をする必要があるのです。
結婚式の招待状には必ず「この日までに返信してください」という期日がありますが、その期日ギリギリに出すのは失礼に当たります。
できるだけ早くに結婚式の招待状の返信をしましょう。
が、「結婚式に欠席する」場合は、結婚式の招待状の返信方法にも工夫が必要です。
そして、「出席か欠席か判断が付かない」時の対応も大切。
これらの場合の返信のマナーについては後述します。
結婚式の招待状の返事の書き方は?
結婚式の招待状をもらったら、必ず返信をしなければいけません。
しかし「結婚式の招待状の返信」にも礼儀があり、きちんとした形式に沿って返信をする必要があります。
ここでは、そんな「結婚式の招待状をもらった時の返信の仕方」について書いてみたいと思います。
結婚式の招待状には、必ず返信用の葉書が付いています。
これを出すことで、結婚式に出るか出ないかを相手に伝える事ができるのです。
この結婚式の招待状に対する返信にもマナーがあります。
まず「結婚式に出席する」という場合ですが、結婚式の招待状に付いている葉書にある「御出席」の「出席」の部分のみを丸で囲みます。
結婚式の招待状の返信をする時に気をつけたいのは、「御出席」と書いてあっても「出席」のみに丸をすることです。
「御」に丸をしないのは結婚式の招待状の返信をする時に必ず守らなければならないルールですので、厳守しましょう。
そして、結婚式の招待状の葉書にある「御欠席」は二本線で消しましょう。
また、「出席」に丸を付けたら横に「喜んで」と、下には「させて頂きます」と記入するのも結婚式の招待状のルールです。
結婚式の招待状 欠席の場合は?
結婚式の招待状をもらっても、やむを得ず欠席しなければならない事もあります。
どうしても外せない用事があったり、他に優先させなければならない事があったりすると、「結婚式の招待状をもらっても出席できない」という事もあるでしょう。
せっかく招待状をもらったのに断るのは心苦しいもの。
だからこそ、その「申し訳ない」という気持ちを相手に伝えつつ、失礼のない様に欠席を伝えなければなりません。
ここでは、残念ながら招待状に「欠席」で返信する場合の決まりごとについてお話をしてみたいと思います。
招待状をもらった時、「返信はなるべく早くする」というのがマナーだと言われていますが、欠席の場合は当てはまりません。
考えてみてください、結婚式の招待状を送ってすぐに「欠席します」という葉書が届いたらどう思いますか、悲しい気持ちになりませんか。
結婚式の招待状に対して欠席の返事をする時は、迷惑にならない程度に時間を置いて発送するのが礼儀です。
結婚式の招待状に対して「欠席」で返信をする時は、他にもマナーがあります。
招待を受けても、出席できるかどうかが微妙な時ってありますよね。
そんな時は、返信を引き伸ばさず、ある程度の時期になったら「欠席」の返事をするのがマナーです。
親しい友人なら、何とかして結婚式の招待状の返事を「出席」にしたいと思うでしょう。
でも、返事を引き延ばしすぎると相手に迷惑をかけてしまう事になります。
結婚式の招待状に対する返信がなければ、当日の料理の準備や引き出物の個数を決めるなどの作業に影響が出ます。
せっかく結婚式の招待状を貰ったのですから出席したいのは当たり前だと思いますが、なかなか結論が出ない場合は「欠席」を撰んだ方が無難です。
まとめ
結婚式の招待状は、招く方にとっても招かれる方にとっても非常に重要で大切なものです。
返信をする時は、必ず「相手がどう思うか」を考えた上で書き方を考える様にして下さい。
結婚式の招待状をくれた相手に対する気配りを忘れない様にするのが大切です。
返信には細かなルールがありますが、これらをきちんと守る事によって相手に礼儀を尽くす事ができます。
結婚式の招待状に関するルールは必ず守り、相手への礼儀を払う様にしましょう。