北海道民が待ちにまった北海道新幹線がいよいよ3月26日開業ですね。
北海道新幹線の札幌までの延長は14年先ですが、津軽海峡を超えて函館まで来たわけですから、北海道新幹線を利用してみたいですよね。
ここでは、札幌から東京まで新幹線を利用した場合の料金(運賃)、そして割引にする方法、時刻表と所要時間についてお知らせします。
北海道新幹線 札幌から東京までの料金が高い?
北海道新幹線で札幌から東京まで行けるようになると、便利になりますよね。
北海道新幹線を札幌から利用できるようになるのは、平成42年度末(2030年度末)ですから、まずは函館(新函館北斗)から北海道新幹線を利用して東京まで行く場合の料金(運賃)についてお話します。
函館(新函館北斗)から東京までの正規の料金(運賃)ですが
普通運賃:11,560円
指定席特急料金(通常期):11,130円
合計料金:22,690円
となっています。
そして、札幌から特急スーパー北斗に乗車して函館(新函館北斗)で乗り継ぐ場合の料金(運賃)は
普通運賃:14,140円
指定席特急料金(通常期):12,680円
合計料金:26,820円
となっています。
実は、札幌から函館(新函館北斗)までの特急スーパー北斗の正規料金(運賃)は
普通運賃:5,720円
指定席特急料金:3,110円
合計料金:8,830円
ですから、4,700円割引になっているわけですね。
とはいっても、格安航空機(LCC)を一ヶ月以上前に予約すれば、片道5,000円~15,000円で行けてしまうことを考えれば、かなり割高感は否めません。
ということで、北海道新幹線の料金(運賃)をもっと安くする方法はないのでしょうか?
北海道新幹線 札幌から東京までの料金を割引にする方法は?
北海道新幹線の料金(運賃)をもっと安くする方法、実はあるんですね。
それは、北海道ネットきっぷを利用するという方法です。
それも「北海道お先にネットきっぷ」がさらにおトクです。
北海道お先にネットきっぷを利用すると函館(新函館北斗)から東京までの料金(運賃)が
割引料金:17,010円
となり、5,680円おトクになります。
ただし、乗車日1ヶ月前の10時から14日前23:00までのお申込みとなります。
また、JR北海道予約サービスへの会員登録(無料)が必要です。
尚、座席指定は出来ませんので、ご家族などのご利用の場合、バラバラの席になる可能性があります。
北海道新幹線 札幌から東京までの時刻表と所要時間は?
北海道新幹線およびスーパー北斗を利用し、札幌から東京まで行く場合の時刻表はこちらです。
⇒時刻表(北海道・東北新幹線、特急スーパー北斗・北斗/はこだてライナー)
【始発】
特急スーパー北斗2号(札幌6:00~新函館北斗9:11)
はやぶさ33号(新函館北斗9:31~東京14:04)
【最終】
特急スーパー北斗16号(札幌14:44~新函館北斗18:09)
はやぶさ33号(新函館北斗18:36~東京23:04)
北海道新幹線およびスーパー北斗を利用した場合、札幌から東京までの所要時間は約8時間です。
北海道新幹線 試乗会の様子 2016年1月28日
2016年1月28日に行われた北海道新幹線の試乗会の様子はこちらからご覧になれます。
北海道新幹線の快適な車内、窓から観える景色、乗り心地が伝わってきますよね。
北海道新幹線 新函館北斗駅 ライブカメラの映像
北海道新幹線の新函館北斗駅構内映像をライブカメラでリアルタイムに観ることができます。
3月26日開業日始発のチケットを購入できなかった方は、当日、このライブカメラで始発の様子を堪能しましょう。
まとめ
最近、格安航空機(LCC)だけでなく日本航空(JAL)でも、トラブルが発生しています。
日本航空(JAL)は先日、新千歳空港でエンジンから出火し、離陸前に避難する事故がありました。
格安航空機(LCC)やJALの先得割引は確かに運賃は安いですが、キャンセルが効かない、またはキャンセル料が高い、東京から空港まで時間がかかる、荷物も多く持ち込めないなどのデメリットがあります。
そして、海外での航空機の墜落事故も後を立ちません。
新幹線が絶対に安全とは言いませんが、航空機よりははるかに安全性が高いと思います。
札幌-函館間の新幹線の開通はまだまだ先ですが、少なくとも、利便性、快適性、そして14日前までの予約で割引が使える北海道新幹線は、おおいに利用価値があると思います。