第95回全日本スキー選手権大会ジャンプノーマルヒルが2016年11月13日(日)にクラレ蔵王シャンツェ (山形市蔵王ジャンプ台) で開催されます。
大倉山、白馬の大会の圧巻の2連勝で進化を見せつけた高梨沙羅選手、復活を期する伊藤有希選手などの活躍に注目です。
ここでは、日程、見どころ、結果について紹介していきます。
第95回全日本スキー選手権大会ジャンプノーマルヒルの日程は?
第95回全日本スキー選手権大会ジャンプノーマルヒルは2016年11月13日(日)に行われます。
どなたでも無料で観戦できます。
11月12日(土) 公式練習 9:00
11月13日(日) 試技開始 8:30 競技開始 10:00
大会観戦者用の駐車場は準備されておりませんので、公共交通機関をご利用ください。
2016-2017シーズンのジャンプ女子国内大会の結果は?
第58回NHK杯ジャンプ大会 大倉山 10.28
第1位 268.7P 高梨沙羅 134.0m/130.0m
第2位 200.1P 伊藤有希 120.5m/106.5m
第3位 146.9P 勢藤優花 103.0m/97.5m
第95回全日本スキー選手権大会スペシャルジャンプ競技 白馬 11.06
第1位 255.1P 高梨沙羅 130.0m/125.5m
第2位 139.6P 伊藤有希 110.5m/89.5m
第3位 130.7P 勢藤優花 90.5m/107.0m
サマーグランプリ2016の結果についてはこちらから♪
⇒ジャンプ女子 サマーグランプリ2016 高梨沙羅の日程と結果速報
第95回全日本スキー選手権大会ジャンプノーマルヒルの見どころは?
サマーグランプリ2016で3連勝、NHK杯ジャンプ、全日本スキー選手権大会スペシャルジャンプで圧倒的大差で2連勝の高梨沙羅選手、2016年国内最後の大会でどこまで飛ぶのかに注目です。
クラレ蔵王シャンツェでは、昨年のワールドカップ蔵王大会でジャンプ台記録となる106メートルを飛びました。
⇒FISスキージャンプワールドカップ 女子 2016蔵王 高梨沙羅の結果は?
今シーズンの高梨沙羅選手はサッツに力強さが加わり、飛行も後半は地を這うような曲線に変わって着地のショックが和らぎ、テレマークをより入れやすくなりました。
よって飛距離が伸び、さらに飛型点も高くなり他を寄せ付けない結果となっています。
そして、レジェンド葛西紀明選手のもとで進化を続ける伊藤有希選手。
昨年はアプローチの調整で苦しみ、結果が出ませんでしたが、今年の8月の札幌市長杯では高梨沙羅選手を抑えて優勝しました。
飛型点が高い伊藤有希選手の活躍にも注目したいですね。
その他、成長著しい勢藤優花選手と岩渕香里選手。
高梨沙羅選手と幼馴染みで同い年の勢藤優花選手も確実にレベルアップして、もうワールドカップでの表彰台も期待できる位置まできています。
岩渕香里選手はとにかく一発が魅力です。
着地に課題があり飛型点は低いですが、遠くへ飛ぶ力は凄いものがあります。
さらに他の若手選手のジャンプにも期待したいですね。
第95回全日本スキー選手権大会ジャンプノーマルヒルの結果
勢藤優花が1回目に90.5メートル、2回目に85メートルを飛び、合計189.5点で優勝しました。
高梨沙羅は89.5メートル、81.5メートル、合計181.5点の2位に終わりました。