記録的な猛暑や豪雨、熱中症や災害に遭われた方々にとっては大変な思いをされた今年の夏でしたが、間もなく冬はやって来ます。
北国にお住まいの方々はこれから降雪、積雪、さらには暴風雪にさらされる季節がやってきます。
冬将軍の到来、車を運転する方々にとってはある悩みが発生します。
3シーズン使用したスタッドレスタイヤ、そろそろ新しいのに買い替えないといけないなぁ。
はて、スタッドレスタイヤの寿命って使用年数で判断するんでしたっけ?
スタッドレスタイヤの寿命は年数?
スタッドレスタイヤの寿命は3シーズンとよく言われます。
なので、私も4シーズン目を迎える今年の冬は新しいスタッドレスタイヤに買い替える予定でいましたが。。。
実はそのつもりで、今年の夏はタイヤ交換せず、スタッドレスタイヤを使ったままでした。
どうせ買い替えるなら、タイヤ交換の手間も省けるし、夏タイヤの磨耗も防げるというのが理由でした。
路面温度が高くなるとスタッドレスタイヤはバーストの危険があるという話は聞いたことがありましたが、北海道ではそれほど路面温度は高くならないので速度だけには気を付けて乗り切りました。
でも、スタッドレスタイヤの寿命って本当に3年?
実はスタッドレスタイヤというのは使用していなくても3年経過するとゴムが硬化し、新品の時より性能が3割劣化するそうです。
スタッドレスタイヤが雪道で効果を発揮するのは、そのゴムの柔らかさにあります。
つまり、ゴムに柔軟さが無くなるとスタッドレスタイヤの機能も失われるということです。
実際には、走る路面の状況にもよります。
スタッドレスタイヤの機能が発揮しやすい圧雪では5年目でもそこそこ行けますが、アイスバーンではかなり危険です。
もっともツルツルのアイスバーンでは、新品のスタッドレスタイヤでも怖い思いをすることがよくありますので。
スタッドレスタイヤの寿命は溝の減り方?
スタッドレスタイヤの溝が大きく減った場合はスタッドレスタイヤの寿命に影響するのでしょうか?
今年の夏、スタッドレスタイヤを使用したままでしたが、でもまだタイヤの溝は7割くらいは残っているんですよね。
結論として、タイヤの溝が5割以下になったらスタッドレスタイヤとしては使用できません。
スタッドレスタイヤの寿命は走行距離?
じゃ、走行距離はスタッドレスタイヤの寿命に影響するのでしょうか?
走行距離そのものというよりも、たくさん走ることによりスタッドレスタイヤの溝の減り方が影響します。
もう一つ、路面温度が高いところで走行したとか、高温になりやすい場所で保管していたとかで、ゴムが硬化、ひび割れが発生したらそれはもう寿命ということになります。
まとめ
スタッドレスタイヤを買い替えるにはお金がかかります。
だからと言って渋る方も多いと思うのですが、結局のところ、命には替えられないので早めの買い替えをお勧めします。
ご自分だけではなく、同乗者、対向車、そして歩行者を巻き込むことになっては後の祭りです。
あと、新品のスタッドレスタイヤを使用していたとしても、雪道での無謀な運転は重大事故に継りますので、是が非でも安全運転をお願いします。