雪国にとってはもうすぐ雪かきが辛い季節がやってきますね。
なんか、年々降雪量、積雪が多くなってきているようですが、気のせいでしょうか?
今年の冬は除雪機を購入して雪かきの辛さから少しでも解放されたいと考えていらしゃる方も多いと思いますが、最近出回っているお手頃価格の電動式除雪機がどんなもんなのかを紹介したいと思います。
電動除雪機って本当に役に立つの?
最近はお手軽価格の電動式除雪機が各種売られていますよね。
大手メーカーでなくても良いなら手押し式だと2万円代からあります。
まず言えることは除雪機って電動式だろうが、エンジン式だろうが非常に重たいものです。
小型なものでも10kg以上はあります。
手押し式の場合、除雪の場所は雪の量、質にもよりますが、柔らかい新雪が30センチ程度積もった状態でなんとか押せますが、固くなった雪が目の前に現れると押してもウンともスンとも動きません。
私の場合はパワーのある手押し式のエンジン型も使っていますが、30分も押してたら、腰が痛くなります。
それに安定感がないので、右に傾いたり、左に傾いたりでとても疲れます。
つまりは手押し式の除雪機って さほど期待できるものではないということですね。
なのでどうしても購入したいなら多少高額でもキャタピラによる自走式の電動除雪機をお勧めします。
7万円代からありますので。
充電式除雪機って本当にあるの?
電動除雪機って家庭用として使用する場合は、長いケーブルを使って家庭のコンセントから電源を取る必要があります。
あと、1500W程度の容量がとてもネックですね。
それで充電式除雪機があれば便利なんですが、あるんですね。
手押し式も自走式もあります。
充電式といってもバッテリーを取り外して室内のに持ち込んでの充電が可能です。
ただし、1回の充電時間は6時間から12時間かかり、約30分~1時間の作業ができます。
自走可能な充電式除雪機も7万円代からあります。
最近では自走可能な充電式除雪機のレンタルもあるので、まずはこちらで試してみてはいかかでしょうか?
レンタル費用は1200円/日程度で配送、集荷もやってくれますよ。
電動除雪機は北海道でも可能?
北海道は日本海側、内陸は雪が多いですが、雪の量というよりも厳寒時期には雪が凍ってしまって電動除雪機のような小さい除雪機では刃が立ちません。
2シーズンも使えば雪が詰まったり、色々な部分が破損したりします。
そもそも雪が吹き溜まったり、大雪が続いて雪のやり場がなくなると、シューターで雪を吹き上げる場所もなくなります。
なので電動除雪機だけでは限界があります。
まとめ
厳寒地域や豪雪地帯では10万円以下程度の電動除雪機は玄関先の雪かきの補助としての役目が精一杯です。
かといって中型のエンジン式除雪機は30万円以上しますし、特殊免許も必要になります。
こういった地域では業者に頼んで雪をトラックで運搬して行ってもらう方法をメインとすべきと思います。