固定資産税とは、土地や建物など、いわゆる「不動産」に掛かる税金のことです。
固定資産税は税金ですから、必ず納入しなければなりません。
固定資産税の税額は、様々な要素が絡んで増減しますが、問題となるのは、土地や建物の、その時点での評価額ということになりますね。
さて、固定資産税の評価額ってどうやって算出するのでしょう?
固定資産税の評価額を算出するには?
固定資産税の評価額の算出はとても複雑です。
固定資産税の税額は、法律で定められた一定の算出法があり、それによって決定します。
基準になるのは、あくまでも土地や建物の評価額で、固定資産税の額はそれで決定されます。
その時点での評価額ということになるので、固定資産税の税額の増減もありえます。
固定資産税の税率は法律の改正などによって、変動する場合もありますが、今の処、急激な変化はないようです。
固定資産税って、マンションでは?
固定資産税は、マンションにも掛かってきます。
固定資産税は、マンションを含む家屋、土地などの不動産にかかる税金ということですね。
固定資産税の税額は、景気動向や、その地域の実情で変動することは、広く知られていますが、マンションの立地条件や将来的な展望が、固定資産税の額にも影響を及ぼすようです。
実際問題として、高額の固定資産税に耐えきれず、やむを得ずマンションや土地を売却したという話は、よく聞こえてきますよね。
マンションの固定資産税も、安い事に越したことはないので、節税や減税を模索して、知恵を絞り、情報を集めて固定資産税納付に備えることが重要です。
固定資産税の路線価とは?
固定資産税を考える場合、路線価と言う問題は、避けては通れません。
ニュースなどで、東京の路線価の発表が出ますが、固定資産税額の、基準の一つになるので、注目されている方も多いと思います。
路線価とはその名が示すとおり、路線(道路)ごとに定められ、その道路に面する標準的な宅地の、1平方メートル当たりの価額のことをいいます。
つまりは、路線価が上昇すれば固定資産税も上昇ということにります。
逆に路線価が下がれば、固定資産税も下がるのです。
まとめ
固定資産税を安くしたいと思うのは人情ででしょうが、税率が決まっているので難しいでしょうね。
税金のシステムを把握して、余裕を持って固定資産税を支払えるようにしたいところですが、現実問題としてなかなか大変です。
国や自治体には、納入された固定資産税の適正な運用を、強く望みたいものです。
納税者としても、固定資産税は納得して支払いたいので、少しでも疑問や解らない部分があったときは、遠慮無く、各市町村に問い合わせてくださいね。