FISジャンプ女子 サマーグランプリ2016 クルシュベル大会が7月15日~7月16日にフランスのクルシュベルで開催されます。
冬季で総合優勝を奪還した高梨沙羅選手、2016年夏季の綜合優勝にも期待がかかります。
ここでは、クルシュベル大会の日程、見所、速報、結果について紹介していきます。
FISジャンプ女子 サマーグランプリ クルシュベル大会の日程は?
FISジャンプ女子 サマーグランプリ クルシュベル大会の日程は次の通りです。
【7月15日(金)】
11:00: (日本時間18:00)女子オフィシャルトレーニング
17:00: (日本時間24:00)女子予選
【7月16日(土)】
10:00: (日本時間17:00)女子トライアル
11:00:(日本時間18:00)女子試合開始
FISジャンプ女子 サマーグランプリ クルシュベル大会の見所は?
クルシュベル大会のジャンプ台はHS96m、K点90mです。
2015年は8月14日に行われ、高梨沙羅が優勝、伊藤有希が2位に入りました。
第1位 243.4P 高梨沙羅(日本)98.0m/97.0m
第2位 239.0P 伊藤有希(日本)93.0m/95.0m
第3位 223.6P ダニエラ・イラシコ シュトルツ(オーストラリア)91.5m/91.0m
高梨沙羅は2012年以降、サマーグランプリは全て綜合優勝を果たしています。
2016年の高梨沙羅は、男子のレベルを目指して更なる飛躍が期待されますが、各国の若手選手も、高梨沙羅の真似をして、その技術を吸収しつつあります。
特に18歳のキアラ・ヘルツル(オーストリア)はジャンプワールドカップ女子の総合ランキングで5位に入りました。
身長152cmで体格も高梨沙羅に似ており、大ジャンプが多くなっています。
またスロベニアのニカ・クリズナーですが、リュブノ大会で90mを飛んで12位に入りました。
2000年生まれのまだ15歳、末恐ろしい存在です。
優勝争いのライバルは、昨年のW杯女王のダニエラ・イラシコ シュトルツ(オーストラリア)、リュブノで優勝したマヤ・ブティッチ(スロベニア)、一発のあるマレン・ルンドビー(ノルウェー)、キアラ・ヘルツル(オーストリア)です。
そして、日本人選手も力を付けてきました。
総合ランキングで8位に入った伊藤有希選手、一発が魅力の勢藤優花、岩渕香里も表彰台の可能性が多いにあります。
何が起きるか分からないのがスキージャンプの醍醐味、高梨沙羅選手はこのクルシュベル大会で優勝し、2016年サマーグランプリの総合優勝を果たすことができるでしょうか?
FISジャンプ女子 サマーグランプリ クルシュベル 7月16日の結果速報
ライブ速報中。
【トライアル】
第1位 61.3P 高梨沙羅(日本)94.5m
第2位 47.8P 伊藤有希(日本)86.5m
第3位 42.2P キアラ・ヘルツル(オーストリア)85.0m
【1本目】
注目の16歳、ニカ・クリズナー(スロベニア)は80.5m、若いのに安定したジャンプで高い飛型点。
勢藤優花は82.5m、現時点で5位。
伊藤有希は86.5m、現時点で3位。
キアラ・ヘルツル(オーストリア)が92.5m、現時点で1位。
高梨沙羅は99.5m、129.4Pで断トツ1位。
これはバッケンレコードでしょう。
【2本目】
勢藤優花、85.5mで現在1位。
岩渕香里、89.0mで現在1位。
伊藤有希、91.5mで現在1位。
キアラ・ヘルツル(オーストリア)が88.5m、現時点で1位。
高梨沙羅、90.0mで優勝。