日本三大夜桜の一つ、新潟県上越市の高田公園の桜は、ソメイヨシノ約4,000本が3,000個のボンボリに映し出される光景がまさに絶景です。
特に高田城三重櫓、さくらロードのライトアップされた夜桜、花火打ち上げ、イルミネーションは圧巻です。
ここでは、2016年の高田公園の桜の開花予想、満開予想、見ごろについてお伝えします。
高田公園の桜 2016年の開花予想は?
2013年は高田公園の桜(ソメイヨシノ)が観桜会開幕初日の4月5日に開花しました。
大雪で大幅に遅れた2012年より11日も早く、平年と比べても3日早い開花宣言でした。
2014年は観桜会開幕前日の4月3日に開花宣言しました。
2015年は平年より6日早く、4月2日に開花宣言しました。
このところの暖冬化、異常気象などの影響により、開花日が年々早まっています。
特に2016年3月6日の新潟県上越市では、南からの暖かい空気の影響で朝から気温が上がり、高田で午後2時33分に最高気温24.0度を観測しました。
この日は平年より15.6℃高く、5月下旬並みの陽気となりました。
そして、3月中旬~下旬は気温が平年よりも5℃前後高い日が続く予想であることから、2016年の開花予想はズバリ4月1日(金)です。
この日は観桜会開幕日ですが、会期がいつもより早い時期となるので希望的観測ではあります。
こちらからこまめにチェックしてみてくださいね。
高田公園の桜 2016年の満開予想は?
2014年の高田公園の桜は4月10日に満開となりました。
平年より3日早いですが、この日は上越市高田の午前10時までの最高気温は19.4℃だったので、桜も待ちきれなかったようです。
2015年は平年より4日早い4月9日に満開となりました。
数日、気温が低い日が続いていたのですが、9日には九分咲き、10日朝には満開となり、ちょうどピークの4月11日~12日のお花見に間に合いました。
そして2016年の満開予想ですが、この異常な暖春の影響で桜もビックリすると思いますが、ズバリ4月8日(金)です。
2016年の日本気象協会の発表(3/9)でも開花が4月3日、満開が4月8日の予想ですからピッタリです。
高田公園の桜 2016年の見ごろは?
桜の見ごろは冬や春先の気候にも大きく影響されますが、例年では4月10日頃から15日頃に満開となる場合が多いようです。
2015年の日本気象協会の発表(3/13)では開花が4月7日、満開が4月11日の予想でしたが、実際には4月2日に開花、4月9日に満開となりました。
2016年の日本気象協会の発表(3/9)では開花が4月3日、満開が4月8日の予想です。
最近の高い気温の傾向から、開花はもう少し早めになると思われます。
よって、2016年の高田公園の桜の見ごろは、五分咲きが予想される4月5日(火)から桜吹雪が予想される4月15日(金)までとなりそうです。
まとめ
高田公園の桜の最大のイベントが高田城百万人観桜会です。
2015年は4月3日(金)~4月19日(日)の17日間の会期で開催されました。
北陸新幹線開業後初の観桜会で、目標としていた150万人には届かなかったものの、入り込みは過去最多の133万2000人となりました。
会期中を通じて雨天や気温の低い日が続きましたが、新幹線利用客が上越妙高駅からのシャトルバスなどで訪れたほか、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」による展示飛行が天候不順で中止となりましたが、このイベントだけで9万5000人が訪れたそうです。
また善光寺(長野市)御開帳と組み合わせたツアーも多く、観桜会に来た大型観光バスは前年比約1割増の737台となったそうです。
2016年の観桜会は4月1日(金)~4月17日(日)の17日間開催が予定されています。
イベント盛りだくさんな高田城百万人観桜会の今年の入り込みは、本当に150万人に届くかもしれませんね。