ワールドカップジャンプ男子、葛西紀明、伊東大貴、竹内択、小林陵侑の活躍が期待される2016-2017シーズンがいよいよ開幕します。
開幕戦となる第1戦、第2戦が11月25日~11月26日の2日間、フィンランドのクーサモで開催されます。
ここでは、クーサモ大会の日程、見どころ、速報、結果について紹介していきます。
ワールドカップジャンプ男子 クーサモ大会の日程は?
2016-2017シーズン ワールドカップジャンプ男子のスケジュールは以下の通りで、クーサモ大会は11月25日(金)~11月26日(土)の開幕2連戦となります。
2016.11.25 個人 LH クーサモ(フィンランド)HS142
2016.11.26 個人 LH クーサモ(フィンランド)HS142
2016.12.03 個人 LH クリンゲンタール(ドイツ)HS140
2016.12.04 個人 LH クリンゲンタール(ドイツ)HS140
2016.12.10 個人 LH ニジニ・タギル(ロシア)HS134
2016.12.11 個人 LH ニジニ・タギル(ロシア)HS134
2016.12.17 個人 LH エンゲルベルク(スイス)HS137
2016.12.18 個人 LH エンゲルベルク(スイス)HS137
2016.12.30 個人 LH オーベルストドルフ(ドイツ)HS137
2017.01.01 個人 LH ガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ)HS140
2017.01.04 個人 LH インスブルック(オーストリア)HS130
2017.01.06 個人 LH ビショフスホーフェン(オーストリア)HS140
2017.01.14 個人 LH ヴィスワ(ポーランド)HS134
2017.01.15 個人 LH ヴィスワ(ポーランド)HS134
2017.01.21 団体 LH ザコパネ(ポーランド)HS134
2017.01.22 個人 LH ザコパネ(ポーランド)HS134
2017.01.28 団体 LH ヴィリンゲン(ドイツ)HS145
2017.01.29 個人 LH ヴィリンゲン(ドイツ)HS145
2017.02.04 個人 FH オーベルストドルフ(ドイツ)HS213
2017.02.05 個人 FH オーベルストドルフ(ドイツ)HS213
2017.02.11 個人 LH 札幌(日本)HS134
2017.02.12 個人 LH 札幌(日本)HS134
2017.02.15 個人 LH 平昌(韓国)HS140
2017.02.16 個人 LH 平昌(韓国)HS140
2017.02.25 個人 NH ラハティ(フィンランド)HS100 ※世界選手権
2017.02.26 団体 NH ラハティ(フィンランド)HS100 ※世界選手権
2017.03.02 個人 LH ラハティ(フィンランド)HS130 ※世界選手権
2017.03.04 団体 LH ラハティ(フィンランド)HS130 ※世界選手権
2017.03.11 団体 LH オスロ(ノルウェー)HS134
2017.03.12 個人 LH オスロ(ノルウェー)HS134
2017.03.14 個人 LH リレハンメル(ノルウェー)HS138
2017.03.16 個人 LH トロンハイム(ノルウェー)HS140
2017.03.18 団体 FH ヴィケルスン(ノルウェー)HS225
2017.03.19 個人 FH ヴィケルスン(ノルウェー)HS225
2017.03.24 個人 FH プラニツァ(スロベニア)HS225
2017.03.25 団体 FH プラニツァ(スロベニア)HS225
2017.03.26 個人 FH プラニツァ(スロベニア)HS225
FH:フライング
LH:ラージヒル
NH:ノーマルヒル
HS:ヒルサイズ~ジャンプ台の大きさ。これ以上飛んだら危険というライン。
K:K点。一流選手であれば飛べるレベルの標準ライン。
ワールドカップジャンプ男子 クーサモ大会の見どころは?
フィンランド、クーサモのジャンプ台ルカはヒルサイズ142m、K点120mでラージヒルの大会となります。
昨シーズン、ワールドカップ最年長表彰台記録を更新し、総合8位に入ったレジェンド葛西紀明選手、最年長優勝記録更新を狙います。
そして、昨シーズン後半からワールドカップ表彰台に上がるようになってきた竹内択選手はサマーグランプリでも総合5位に入り、11月の全日本選手権白馬大会でも優勝、はずみをつけました。
また、伸び悩んでなかなかワールドカップ表彰台に上がれなかった伊東大貴選手、1本目は大ジャンプでも2本目失速というパターンが多かったですが、10月のNHK杯では大ジャンプを2本揃えて優勝しました。
技術的にも大きくレベルアップできたようで、なにかやってくれそうな予感がします。
さらに、昨シーズンにワールドカップデビューを果たし見事7位に入った20歳の小林陵侑選手は、10月のNHK杯でも大ジャンプを披露し、2位に入りました。
期待の若手ナンバーワンの活躍にも期待したいですね。
王者ペテル・プレヴツ(スロベニア)は確かに強いですが、日本勢は4人とも王者を脅かす存在になってくれるでしょう。
何が起きるか分からないのがスキージャンプの醍醐味、このクーサモ開幕2連戦で、日本勢は表彰台に上がることができるでしょうか?
クーサモ開幕第1戦予選 11月24日の結果速報
日本選手の予選の結果です。
10位:竹内択 130.5m
16位:作山憲斗 128.5m
21位:伊東大貴 125.5m
31位:小林陵侑 120.5m
葛西紀明含む総合ランク10以内は予選免除。
本戦は総合ランク10以内+予選上位40位までの計50名で行われます。
クーサモ開幕第1戦 11月25日の結果速報
24日の予選の結果、スタートリストは
16番目:作山憲斗(日本)
18番目:小林陵侑(日本)
35番目:竹内択(日本)
37番目:伊東大貴(日本)
そしてラスト8選手
43番目:リヒャルト・フライターク(ドイツ)
44番目:葛西紀明(日本)
45番目:ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)
46番目:シュテファン・クラフト(オーストリア)
47番目:ヨハン・アンドレ・フォアファング(ノルウェー)
48番目:ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)
49番目:ゼヴェリン・フロイント(ドイツ)
50番目:ペテル・プレヴツ(スロベニア)
です。
昨シーズンのワールドカップ総合順位の逆順で飛びます。
昨シーズン3位のケネス・ガングネス(ノルウェー)は欠場のようです。
日本時間の
11月26日(土)0:00 トライアル開始予定
トライアル開始しました。
作山憲斗は129.5m。
小林陵侑は130.0m。
11月26日(土)1:00 競技開始
第1位 321.8P ドーメン・プレヴツ(スロベニア)138.5m/140.5m
第2位 318.3P ゼヴェリン・フロイント(ドイツ)140.0m/140.0m
第3位 310.6P ペテル・プレヴツ(ドイツ)143.0m/140.5m
第12位 297.5P 竹内択(日本)133.0m/133.5m
第13位 295.5P 伊東大貴(日本)132.0m/139.5m
第18位 288.6P 葛西紀明(日本)136.5m/129.5m
第28位 270.0P 作山憲斗(日本)134.0m/131.5m
小林陵侑は1本目に133.0mを飛びながら33位、2本目に進めず。
クーサモ第2戦 11月26日の結果速報
日本時間の
11月26日(土)22:30 予選開始予定
11月27日(日)0:00 競技開始予定
第1位 290.6P ゼヴェリン・フロイント(ドイツ)146.0m/138.0m
第2位 279.0P ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)131.5m/139.0m
第3位 273.3P マヌエル・フェットナー(オーストリア)136.0m/133.5m
第18位 236.0P 伊東大貴(日本)123.5m/127.5m
第24位 210.3P 葛西紀明(日本)120.5m/117.0m
第25位 205.9P 作山憲斗(日本)119.5m/118.5m
第12位 297.5P 竹内択(日本)133.0m/133.5m
小林陵侑は1本目に109.0mで36位、2本目に進めず。
竹内択は失格。