インナードライになると、肌の表面は脂でテカテカとするようになります。
ですから、インナードライと脂性肌は、大変区別が付きにくいようです。
脂性肌のケアをしっかりとしているのにも関らず、肌トラブルが改善できないという方は、インナードライかもしれません。
ここでは、インナードライとはどんな肌か、診断方法、改善方法について解説していきます。
インナードライとは皮脂が過剰に分泌する肌のことです!
インナードライ肌の方は意外と多いみたいですね。
インナードライになると内部は乾燥しているため、肌の弾力は失われ、シワやたるみといった肌トラブルを抱えてしまうことになります。
脂性肌だと思っていた方が、実はインナードライ肌だったということも珍しくないようです。
インナードライ肌になると、今以上に肌内の水分が蒸発しないように、身体が防御反応を示して、皮脂が過剰に分泌されるようになります。
ですからインナードライ肌は、見た目、皮脂で肌がテカテカと光っているので、脂性に間違われやすいのです。
そして、本当はインナードライ肌なのにも関らず、脂性肌のケアを続ける方も多いようです。
インナードライ肌を改善したいなら、脂性肌のケアを続けていても、意味はないでしょう。
自分の肌質をきちんと見極めて、インナードライ肌と分かったら、適切な肌ケアをしてください。
インナードライの診断って、こんな簡単な方法で?
インナードライ肌だと診断する方法ですが、最も簡単な方法は、美容部員のいるお店に行って、肌の水分量を測ってもらうことでしょう。
化粧品を扱っているお店の中には、カウンターに肌内の水分が計測できる機械を置き、美容部員の方がインナードライ肌かどうか、水分量を測ってくれるお店があります。
インナードライ肌かどうか水分量を測るだけでなく、皮脂の量も測ってくれるでしょう。
そして、皮脂は過剰に分泌されているのにも関らず、肌内の水分が少ないとなれば、インナードライ肌ということになります。
インナードライの改善方法は?
インナードライの改善方法についてですが、肌内部が乾燥している状態ですから、まずは洗顔を見直すと良いでしょう。
必要な皮脂は残し、余計な皮脂を落としてくれる洗顔料を選び、優しく丁寧に洗うようにすると、インナードライ肌特有の皮脂のテカリを抑えることができます。
ただ、あくまでも余計な皮脂だけを落として、インナードライ肌を改善してください。
インナードライ肌で肌内の水分が足りないまま、必要な皮脂を洗顔で落としてしまうと、肌は水分を蒸発させたくないがために、また皮脂をたくさん分泌してしまいます。
そうなると、インナードライ肌が原因で、いつまでたっても皮脂でテカった顔のままということになってしまいます。
インナードライを改善するために洗顔をするなら、余計な皮脂だけを落とす洗顔料を選ぶことが重要でしょう。
また、保湿も重要になります。
肌内の水分量の不足がインナードライ肌の状態なのですから、肌内に水分を届けるために、しっかりと保湿をしましょう。
浸透力の高い保湿化粧品は、インナードライ肌を改善するためにオススメです。
肌の奥深くまで水分が届く化粧水は、インナードライを改善するために大変有効でしょう。
まとめ
本来、肌は乾燥の要素と油分の要素をしっかりと持っており、それをつかさどるのがセラミドですが、インナードライの人はどちらの成分も少なくなってしまうもの。
今は、コラーゲンやヒアルロン酸など、色々な成分が入ったスキンケアアイテムが販売されていますが、それと同じでセラミド入りのインナードライ対策スキンケアアイテムが販売されています。
スキンケアアイテムにはたくさんの種類がありますが、インナードライに悩んでいる人は、セラミド入りのスキンケアアイテムや化粧品を試してみてください。