ピアスをしたいと考える人にとって、ファーストピアスは必ず通らなければならない道です。
今は若い人だけではなく、ご年配の方でもファーストピアスを考える人がとても増えているそうです。
ファーストピアスがここまで広まったのは、耳のおしゃれが当たり前になり、ピアスの種類も若向きだけではなく様々な年齢に応じた物が揃い始めたからでしょう。
ここでは、外れないファーストピアスの外し方、お手入れ、消毒について解説していきます。
ファーストピアスは外れないのが大切?
ファーストピアスは、簡単にはずれないことが絶対条件です。
ファーストピアスというのは、ピアスを通すための穴を開けてから最初に付けるピアスのことを言います。
つまり、耳が一番デリケートな状態の時に付ける物です。
だからこそ、アフターケアに気を配らなければなりません。
そしてファーストピアス自体も、人間の身体にトラブルを起こさないよう様々な工夫の元に作られています。
実際に付けてみると解りますが、ファーストピアスは「ずれない」「はずれない」を基本にして作られています。
どうしてファーストピアスが「外れない」様に作られているのか。
ここでは、そんなファーストピアスの仕組みについて解説していきましょう。
ファーストピアスは、よく見ると「ファーストピアスならでは」の工夫がこらしてあって面白いのです。
そんな「ファーストピアス」にある工夫のひとつが「取れない」ことで、外すのはあけた穴が完全に完成したときです。
その最中にファーストピアスを外したり、または外れたりすると穴に雑菌が入りやすくなります。
これがファーストピアスをあけたことによるトラブルにつながってしまうのです。
膿みが出たり、血が止まらなくなったり、酷くなるとファーストピアスをつけたところがケロイド状になってしまうこともあります。
だから、「外れない」「取れない」様にするのはとても大切で基本的なことなのです。
このことから、ファーストピアスはキャッチがとても硬くなっています。
ファーストピアスが外れない様に、という配慮ですね。
ファーストピアスの外し方は?
ファーストピアスを外す時には注意が必要です。
ファーストピアスのキャッチは硬くてはずれにくくなっています。
なので、ファーストピアスを自分で外そうとすると傷になってしまうことがあります。
またファーストピアスをはずす時期というのも大変重要です。
自分が「もう大丈夫」と思っても、ファーストピアスの穴が完成しているとは限りません。
上記のような理由から、ファーストピアスを外すときは皮膚科、専門医の受診をオススメします。
専門医は、ファーストピアスの外し方についてきちんとした知識を持っています。
ですので、安心して任せることができるのです。
ファーストピアス、アフターケアや使い方に気をつけながら使いたいですね。
ファーストピアスのお手入れは?
ファーストピアスを開けてから、一番気になるのはお手入れのことだと思います。
耳に穴を開けた直後に付けるファーストピアスには、やはりきちんとしたアフターケアが必要です。
お手入れを怠ると、ファーストピアスを開けたところがかさぶたから膿んでしまうこともあり、トラブルの原因になります。
また、穴が完全に空く前にファーストピアスを開けると、ケロイドなどの酷い状況を誘発することもあります。
では、ファーストピアスのお手入れについてお話してみましょう。
ファーストピアスのお手入れの仕方ですが、まずはピアス自体の選び方についてお話をする必要があります。
ファーストピアスにアフターケアが必要なのはもちろんですが、トラブルを防ぐためにも開けるのは皮膚科などの病院で行うことをオススメします。
そして、ファーストピアスを選ぶときは「医療用」のものを選ぶこと。
これだけでもかなりトラブルの軽減につながります。
具体的なファーストピアスのお手入れとしては、基本的に消毒が一番良いと言われています。
ファーストピアス専用の消毒液がありますので、これを使って毎日消毒をしていく様にしましょう。
ファーストピアスを付けたままだと消毒がしにくいと感じるかもしれませんが、軸を動かしてきちんと穴の中まで消毒液が行き渡る様にしてください。
毎日なんて面倒だな、と思うことがあるかもしれませんが、ファーストピアスはお手入れが命です。
多少さぼっても、という気持ちだとトラブルが起きてしまいます。
ファーストピアスの消毒は?
ファーストピアスを開けた時、最も重要になってくるのがこの「消毒」です。
どうしてファーストピアスに消毒が必要なのかを述べてみたいと思います。
ファーストピアスの消毒に対して、「難しい」「自分でできるものなのか」という疑問を持つ人も多いです。
「ずれない」「取れない」ファーストピアスの穴を、どうやって消毒するのかはちょっと解りにくいかもしれません。
ファーストピアスには、専用の消毒液というものが売られています。
これを使って、ファーストピアスの穴を消毒していきましょう。
ファーストピアス用の消毒液はジェルタイプの物が多いので、耳たぶに塗った後に軸をずらして内部に塗り込んでいきます。
コツをつかめば、ファーストピアスの消毒はとても簡単です。
まとめ
ファーストピアスの消毒を怠ってしまうと、どうなるのでしょうか。
ファーストピアスを開けた後に消毒をしないと、穴の部分が腫れたり、出血したりというトラブルが起きやすくなります。
ファーストピアスを開けたばかりの穴はとてもデリケートなので、ばい菌が入り込むきっかけにもなってしまいます。
こうなると、ファーストピアスを開けた部分がケロイド状になってしまったり膿みが出たりと大変なことになります。
ファーストピアス、きちんと消毒しながらしっかりケアしていきましょう。